北海道小樽市は24日、小樽港からロシア・コルサコフ港に向けて輸出する予定の中古車1台から、国土交通省への通報基準値(毎時5マイクロ・シーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。 発表によると、今月21日、船に車を載せる準備をしていた業者が「放射線量が基準値を超えた」と市に連絡。市が日本貨物検数協会に依頼して測定したところ、中古車1台のワイパー付近から、最大同7・55マイクロ・シーベルトの放射線量が検出された。
市によると、この車は小樽市内の別の業者が今月、オークションで落札したという。市は同省に報告した上で、この業者に車を引き取るよう要請。業者はこの中古車の輸出を取りやめ、車を引き取る予定という。
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