半数以上の女性が「ドライブ中に彼氏にゲンメツ」した経験がある――。
車を運転する男性にとってはちょっと気になる「ドライブデートに関する調査」を、財団法人道路交通情報通信システムセンターが実施した。
この調査は20~30代の女性501人を対象に行われたもの。まず、「ドライブデートをしたことがありますか」とたずねたところ、93%が「ある」と回答し、
“車離れ”が叫ばれる昨今においてもドライブはデートの重要な要素となっていることが分かった。
次に「ドライブ中に彼氏にドキッとした経験がありますか」とたずねると、「ある」は66%で、その内容は「スムーズな車庫入れ」(51%)、
「狭い道でもスムーズな運転」(42%)、「運転席から助手席のものをとる仕草」(36%)、「止まる時に助手席の前に手を出してくれる仕草」(29%)と続いた。
しかし一方で「ドライブ中に彼氏にゲンメツした経験がありますか」との質問では、54%と半数以上が「ある」と回答。
その理由は「ほかの車に文句を言う」(49%)、「運転が乱暴」(42%)、「渋滞でイライラして八つ当たり」(38%)がトップ3で、
ドライブだからこそ分かった彼氏の意外な一面にゲンメツする女性が多いようだ。
そして「ドライブ中に喧嘩をしたことがありますか」をたずねたところ、65%が「ある」と回答。
さらに「ドライブ中の喧嘩で別れを決意したことがありますか」との質問では、10%が「ある」と答えている。
2011年10月31日月曜日
2011年10月30日日曜日
屋根裏にお宝が!!
世界各地で行われるオークションなどで、目が飛び出すような高値で売買されることの多い骨董・美術品の数々。
よほどの専門知識がない限りその希少性が分かりにくいこともあり、実際に何億円という金額で落札されたモノを見ても、「なぜこんな値段になるのか」と不思議に思う人は多いだろう。
そこまでの金額でなくても、何気なく昔から家に置いてある花瓶や壺が実は高価なモノだった――なんて経験をしたことがある人は、少なからずいるかもしれない。
70歳の英国の女性は、最近亡くなった兄弟の家の屋根裏部屋を掃除しているとき、壺があることに気が付いた。
価値はよく分からなかったが、これを競売に出したところ、中国の清朝の時代に作られたという壺の競り値はグングン上昇。
結果、約4,300万ポンド(約57億円)という、驚愕の価格で落札となった。
英紙イブニング・スタンダードによると、この壺を出品したのは「70歳の女性と息子、娘」の3人。
女性らは、最近亡くなり空家となった女性の兄弟の家を掃除していたとき、屋根裏の本棚に飾られていたこの壺を見付けたという。
しかし、全く価値を知らなかったという女性らは、オークションで売却することに。
そこで地元の小さな競売業者「ベインブリッジ」に持ち込んだところ、鑑定の結果、この壺はかなり価値のあるモノだと判明した。
魚や草花の模様が施された色鮮やかな壺の価値を一気に高めたのは、底に残されていた印。
この印やそのほかの特徴から、壺は「芸術に熱心だった清朝6代皇帝の乾隆帝時代に作られた」(英紙デイリー・メールより)と判明する。
この頃に生産された陶磁器は愛好家の間で特に人気があり、その評価額はだいたい「80万ポンド(約1億円)から120万ポンド(約1億6,000万円)」になるという。
この壺の発見は専門家の間でも話題となったそうで、「ベインブリッジ」には世界中から問い合わせが殺到。
そして11月11日、壺の競売が始まると「9人の入札者」(英紙インディペンデントより)の間で緊迫の競りが展開され、入札価格はみるみる上昇。
30分間競った末に、予想をはるかに上回る4,300万ポンド(約57億円)で中国人男性が落札した。
ちなみに、この金額は10月に香港の競売で記録した2,000万ポンド(約26億円)での落札価格を大きく超え、陶磁器の取引としては過去最高。
これには場内全体が興奮に包まれ、競売を見守っていた出品者の女性らも大きな衝撃を受けたという。
落札した中国人男性は今後、業者への手数料などを含め総額5,130万ポンド(約68億円)を支払う予定だ。
桁違いの取引を喜んでいるのは出品者の女性らだけではなく、競売を手掛けた「ベインブリッジ」も同じ。
同社がこれまで扱った中での最高額取引は「10万ポンド(約1,300万円)」(英紙デイリー・テレグラフより)だったそうで、今回の額はその記録の430倍となる。
壺の手数料収入だけでも1,200万ポンド(約16億円)が出品者と落札者から入るというから、まさにウハウハ。
同社を経営するピーター・ベインブリッジ氏は、「あまりにも高額すぎて、まだ頭が混乱している」と、未だに信じられないようだ。
よほどの専門知識がない限りその希少性が分かりにくいこともあり、実際に何億円という金額で落札されたモノを見ても、「なぜこんな値段になるのか」と不思議に思う人は多いだろう。
そこまでの金額でなくても、何気なく昔から家に置いてある花瓶や壺が実は高価なモノだった――なんて経験をしたことがある人は、少なからずいるかもしれない。
70歳の英国の女性は、最近亡くなった兄弟の家の屋根裏部屋を掃除しているとき、壺があることに気が付いた。
価値はよく分からなかったが、これを競売に出したところ、中国の清朝の時代に作られたという壺の競り値はグングン上昇。
結果、約4,300万ポンド(約57億円)という、驚愕の価格で落札となった。
英紙イブニング・スタンダードによると、この壺を出品したのは「70歳の女性と息子、娘」の3人。
女性らは、最近亡くなり空家となった女性の兄弟の家を掃除していたとき、屋根裏の本棚に飾られていたこの壺を見付けたという。
しかし、全く価値を知らなかったという女性らは、オークションで売却することに。
そこで地元の小さな競売業者「ベインブリッジ」に持ち込んだところ、鑑定の結果、この壺はかなり価値のあるモノだと判明した。
魚や草花の模様が施された色鮮やかな壺の価値を一気に高めたのは、底に残されていた印。
この印やそのほかの特徴から、壺は「芸術に熱心だった清朝6代皇帝の乾隆帝時代に作られた」(英紙デイリー・メールより)と判明する。
この頃に生産された陶磁器は愛好家の間で特に人気があり、その評価額はだいたい「80万ポンド(約1億円)から120万ポンド(約1億6,000万円)」になるという。
この壺の発見は専門家の間でも話題となったそうで、「ベインブリッジ」には世界中から問い合わせが殺到。
そして11月11日、壺の競売が始まると「9人の入札者」(英紙インディペンデントより)の間で緊迫の競りが展開され、入札価格はみるみる上昇。
30分間競った末に、予想をはるかに上回る4,300万ポンド(約57億円)で中国人男性が落札した。
ちなみに、この金額は10月に香港の競売で記録した2,000万ポンド(約26億円)での落札価格を大きく超え、陶磁器の取引としては過去最高。
これには場内全体が興奮に包まれ、競売を見守っていた出品者の女性らも大きな衝撃を受けたという。
落札した中国人男性は今後、業者への手数料などを含め総額5,130万ポンド(約68億円)を支払う予定だ。
桁違いの取引を喜んでいるのは出品者の女性らだけではなく、競売を手掛けた「ベインブリッジ」も同じ。
同社がこれまで扱った中での最高額取引は「10万ポンド(約1,300万円)」(英紙デイリー・テレグラフより)だったそうで、今回の額はその記録の430倍となる。
壺の手数料収入だけでも1,200万ポンド(約16億円)が出品者と落札者から入るというから、まさにウハウハ。
同社を経営するピーター・ベインブリッジ氏は、「あまりにも高額すぎて、まだ頭が混乱している」と、未だに信じられないようだ。
2011年10月29日土曜日
自宅の火事を自ら報道
米コネチカット州シャロンにある築200年の住宅で火事が起きた。
幸いけが人もなく、全焼も免れるなどそれほど大きな火事ではなかったのだが、この火事がちょっとした注目を集めている。
家の持ち主のブライアン・ロスさんは米放送局ABCのベテラン記者で、自らが遭遇した火事のレポートを“報道”したためだ。
ABCで紹介されている彼の経歴によると、ロスさんは1971年からの地方テレビ局勤務を皮切りに記者として働き始め、その後、米放送局NBCで20年の勤務を経て、1994年にABCに入社した。
特に米国の国際問題や政治経済関係に関する話題での鋭い取材に定評があり、その功績はこれまでにさまざまな賞を受賞するほどの腕利きのベテラン記者だそうだ。
米地方紙リッチフィールドカウンティー・タイムズによると、火災が起きたのは11月29日午後2時半頃のこと。
ロスさんの住宅兼オフィスの自動火災警報器が作動し、消防が出動した。
火は「1階北西の角部屋」から発生したと見られ、懸命の消火活動の結果、午後4時頃には鎮火。
築200年という伝統ある建物は、迅速な消防の対応によりオフィス部分のみの焼失で免れたそうだが、煙による被害が家全体に広がっているらしい。
警察と消防は、電気系統に何らかの問題が起きたと見て調べを進めている。
そんな災難に見舞われたロスさんは、ほかのメディアの取材に応える一方で、
記者としての自らの使命を全うするかのように火災についてのレポート記事「Fire Damages My Connecticut Home」を執筆し、ABCのサイト上に掲載した。
それによると、今回火災に遭った家は1986年に購入し、週末や夏休みに家族と共に過ごす別宅として使用していたもの。
火事が起きる直前の日曜日も、この別宅のオフィスで仕事をしていたそうだ。
自らが執筆した記事とあって、客観的な事実の報告とともに、当事者ならではの心情も多くつづられている。
例えば冒頭では、被害を知った多くの人々から励ましに「感謝したい」。また、終わりでは消火活動に地元住民が参加してくれたことを紹介。
これまで長年の記者活動の中で目にしてきた災害現場での毅然とした消防士と同様に、彼らは「プロだった」と称賛し、こちらにも感謝の気持ちを表している。
ベテラン記者と言えども、自分が当事者として取材される側に回り、当事者の目線で火事を見つめた今回の一件は、大きな経験となったのかもしれない。
幸いけが人もなく、全焼も免れるなどそれほど大きな火事ではなかったのだが、この火事がちょっとした注目を集めている。
家の持ち主のブライアン・ロスさんは米放送局ABCのベテラン記者で、自らが遭遇した火事のレポートを“報道”したためだ。
ABCで紹介されている彼の経歴によると、ロスさんは1971年からの地方テレビ局勤務を皮切りに記者として働き始め、その後、米放送局NBCで20年の勤務を経て、1994年にABCに入社した。
特に米国の国際問題や政治経済関係に関する話題での鋭い取材に定評があり、その功績はこれまでにさまざまな賞を受賞するほどの腕利きのベテラン記者だそうだ。
米地方紙リッチフィールドカウンティー・タイムズによると、火災が起きたのは11月29日午後2時半頃のこと。
ロスさんの住宅兼オフィスの自動火災警報器が作動し、消防が出動した。
火は「1階北西の角部屋」から発生したと見られ、懸命の消火活動の結果、午後4時頃には鎮火。
築200年という伝統ある建物は、迅速な消防の対応によりオフィス部分のみの焼失で免れたそうだが、煙による被害が家全体に広がっているらしい。
警察と消防は、電気系統に何らかの問題が起きたと見て調べを進めている。
そんな災難に見舞われたロスさんは、ほかのメディアの取材に応える一方で、
記者としての自らの使命を全うするかのように火災についてのレポート記事「Fire Damages My Connecticut Home」を執筆し、ABCのサイト上に掲載した。
それによると、今回火災に遭った家は1986年に購入し、週末や夏休みに家族と共に過ごす別宅として使用していたもの。
火事が起きる直前の日曜日も、この別宅のオフィスで仕事をしていたそうだ。
自らが執筆した記事とあって、客観的な事実の報告とともに、当事者ならではの心情も多くつづられている。
例えば冒頭では、被害を知った多くの人々から励ましに「感謝したい」。また、終わりでは消火活動に地元住民が参加してくれたことを紹介。
これまで長年の記者活動の中で目にしてきた災害現場での毅然とした消防士と同様に、彼らは「プロだった」と称賛し、こちらにも感謝の気持ちを表している。
ベテラン記者と言えども、自分が当事者として取材される側に回り、当事者の目線で火事を見つめた今回の一件は、大きな経験となったのかもしれない。
2011年10月28日金曜日
寒空の下、犬小屋暮らしの夫!!
日頃から相手を思いやり、その気持ちを持ち続けるのは円満な家庭を築く上で大切なこと。
相手が許してくれていると甘い判断をしていると、それはいつか大きなツケとなるかもしれない。
普段から酒を飲んでばかりという夫に堪忍袋の緒が切れたあるルーマニア人妻は、寒さ厳しいこの時期に夫を犬小屋へ追い出した。
飼い犬との生活を余儀なくされた夫は家に一切入れず、「オレを殺そうとしている」と感じているそうだ。
英紙メトロによると、この男性はルーマニア南部ダンボヴィッツァで暮らす48歳のヴラド・ポペスクさん。
彼はいま、飼っている犬と一緒に自宅庭の犬小屋で、寒さに耐えながら生活している。
その発端は5歳年下の妻マリアさんを激怒させたのが原因。
マリアさんによれば、彼は2人の子どもを持つ父親でありながら「大酒飲み」というほどの酒好きで、家のことは何もしないダメ夫だったというのだ。
そんなダメ夫への我慢が限界に達したマリアさんは、このほどついにヴラドさんに対して実力行使に出た。
夫に「犬小屋で生活しろ」とを強制的に追い出し、家の中に一切入れない徹底ぶり。
寒さ厳しい季節の仕打ちということもあり、ヴラドさんもこれには不満タラタラで、「トイレに行きたくても中に入れてくれない」と毎日の不便さを訴えている。
しかし、ヴラドさんも寒空の下で生きるのに必死。
当面の住居とすべく犬小屋を改造し、犬と一緒に入れるよう「少し大きくした」ほか、寒風が入らないように壁にパッドを貼って生活しているという。
ただ、寒さ厳しいルーマニアは、この時期ともなれば夜の気温は連日氷点下。
いくら対策を施しても「毎晩凍えるような寒さの中にいる」そうで、苦しさも尋常ではないそうだ。
そんな毎日に「オレを殺そうとしている」と思うに至ったヴラドさん。
でも、マリアさんからしてみれば、夫のいまの苦しみは「これまでの報い」。
「犬小屋の修理が、この10年で最初の仕事よ」と、家のことを一切しなかった夫への不満を口にしたかと思えば、
「酒好きのせいで、今まで家族の生活は惨めにさせられた」とさらなる恨み節も飛び出している。
今回の一件は、長年にわたり妻と子どもの気持ちをあまり考えて来なかったことのしっぺ返し。
今後は自分の行動を反省し、また4人仲良く家の中で生活できるよう、努力したほうが良さそうだ。
相手が許してくれていると甘い判断をしていると、それはいつか大きなツケとなるかもしれない。
普段から酒を飲んでばかりという夫に堪忍袋の緒が切れたあるルーマニア人妻は、寒さ厳しいこの時期に夫を犬小屋へ追い出した。
飼い犬との生活を余儀なくされた夫は家に一切入れず、「オレを殺そうとしている」と感じているそうだ。
英紙メトロによると、この男性はルーマニア南部ダンボヴィッツァで暮らす48歳のヴラド・ポペスクさん。
彼はいま、飼っている犬と一緒に自宅庭の犬小屋で、寒さに耐えながら生活している。
その発端は5歳年下の妻マリアさんを激怒させたのが原因。
マリアさんによれば、彼は2人の子どもを持つ父親でありながら「大酒飲み」というほどの酒好きで、家のことは何もしないダメ夫だったというのだ。
そんなダメ夫への我慢が限界に達したマリアさんは、このほどついにヴラドさんに対して実力行使に出た。
夫に「犬小屋で生活しろ」とを強制的に追い出し、家の中に一切入れない徹底ぶり。
寒さ厳しい季節の仕打ちということもあり、ヴラドさんもこれには不満タラタラで、「トイレに行きたくても中に入れてくれない」と毎日の不便さを訴えている。
しかし、ヴラドさんも寒空の下で生きるのに必死。
当面の住居とすべく犬小屋を改造し、犬と一緒に入れるよう「少し大きくした」ほか、寒風が入らないように壁にパッドを貼って生活しているという。
ただ、寒さ厳しいルーマニアは、この時期ともなれば夜の気温は連日氷点下。
いくら対策を施しても「毎晩凍えるような寒さの中にいる」そうで、苦しさも尋常ではないそうだ。
そんな毎日に「オレを殺そうとしている」と思うに至ったヴラドさん。
でも、マリアさんからしてみれば、夫のいまの苦しみは「これまでの報い」。
「犬小屋の修理が、この10年で最初の仕事よ」と、家のことを一切しなかった夫への不満を口にしたかと思えば、
「酒好きのせいで、今まで家族の生活は惨めにさせられた」とさらなる恨み節も飛び出している。
今回の一件は、長年にわたり妻と子どもの気持ちをあまり考えて来なかったことのしっぺ返し。
今後は自分の行動を反省し、また4人仲良く家の中で生活できるよう、努力したほうが良さそうだ。
2011年10月27日木曜日
人類滅亡の日を信じる?
最近、“2012年人類滅亡説”が主に海外で話題を呼んでいる。
その根拠は古代マヤ文明で作られた長期暦が2012年12月21日から23日で終わること。
これが何らかの終末を意味するのではないかの解釈があり、映画などの影響もあって「終末=人類滅亡」に繋げて信じる人が増えているようだ。
そんな人たちの間で、いま、フランスにある小さな村が注目されているらしい。
どうやら「村にある山の洞窟に隠れていれば助かる」との噂により、フランス国外から訪れる外国人も増えているそうだが、人口200人足らずの村民たちはこの事態に困惑。
村長は「大勢押し掛けてきた場合は軍の派遣を要請する」意向を示すなど、終末思想の持ち主たちの動きを警戒している。
話題を呼んでいるのは、フランス南西部にあるビュガラックという人口189人の小さな村。
この村には最近、主に米国からの観光客が増えているそうだ。中には純粋な旅行としてやってくる人も当然いるが、現在はUFOを信じる人たちが訪問者の7割近くを占めているという。
彼らが来る目的は、この村にある山。2012年に人類が滅亡すると考えているUFO信者にとって、この山がいつの間にか彼らの“聖地”になっているというのだ。
英紙デイリー・テレグラフや英放送局BBCなどによると、村にUFO信者らの訪問が始まったのは10年ほど前から。
以前、すでに亡くなった村の男性が、この山で「宇宙人を見て、UFOの音を聞いた」との話がメディアに取り上げられ、以来村にはUFOを信じる人が来るようになった。
そしてここのところ、主に米国のUFO関連サイトで「2012年の人類滅亡を逃れたければ、ビュガラックへ向かうように」とアドバイスされるようになり、
UFO信者の訪問が急増。彼らの考えは、この山の洞窟に潜んでいる地球外生命体は「世界の終わりを静かに待っている」らしく、
それまでに洞窟に行けば一緒にUFOに乗って危機を回避できる可能性がある、というものだそうだ。
その話を信じてやってくる人たちは山で祈りを捧げ、中には「1人の男性が、完全に裸になって儀式のようなものをしていた」との目撃例も。
しかし、こうした“招かれざる客”に迷惑しているのは村側だ。ある女性住民は散歩に出かけては、瞑想したり歌ったりしている訪問客の姿を頻繁に見るようになり、
「もうこの場所が私たちの土地という感じがしない」と語っている。
こうした現状に村長も「笑いごとではない」と警戒感むき出しだ。
いまの段階でも多くの奇妙な訪問客に困惑しているというのに、いざ2012年12月を迎えたらと思うと、村がどうなってしまうか心配だという。
その不安から、村長は2012年12月に必要がある場合には、軍に出動してもらえるよう要請しているそうだ。
村の周辺では、一部のUFO信者が山近くの土地を高値で購入したため、土地の売買に対する住民の不満も起き始めている。
自分たちの生活とは全く関係のないところで盛り上がった話により、UFO信者らに翻弄されているフランスの小さな村だが、
先の女性住民は「本当に世界が終わると思うなら、私はこれからの2年間を素晴らしい時間にする」(デイリー・テレグラフ紙より)とコメント。
どうやらやってくる人たちに対して、“不確定な未来に追われる前にいまを大切に生きなさい”と伝えたいようだ。
その根拠は古代マヤ文明で作られた長期暦が2012年12月21日から23日で終わること。
これが何らかの終末を意味するのではないかの解釈があり、映画などの影響もあって「終末=人類滅亡」に繋げて信じる人が増えているようだ。
そんな人たちの間で、いま、フランスにある小さな村が注目されているらしい。
どうやら「村にある山の洞窟に隠れていれば助かる」との噂により、フランス国外から訪れる外国人も増えているそうだが、人口200人足らずの村民たちはこの事態に困惑。
村長は「大勢押し掛けてきた場合は軍の派遣を要請する」意向を示すなど、終末思想の持ち主たちの動きを警戒している。
話題を呼んでいるのは、フランス南西部にあるビュガラックという人口189人の小さな村。
この村には最近、主に米国からの観光客が増えているそうだ。中には純粋な旅行としてやってくる人も当然いるが、現在はUFOを信じる人たちが訪問者の7割近くを占めているという。
彼らが来る目的は、この村にある山。2012年に人類が滅亡すると考えているUFO信者にとって、この山がいつの間にか彼らの“聖地”になっているというのだ。
英紙デイリー・テレグラフや英放送局BBCなどによると、村にUFO信者らの訪問が始まったのは10年ほど前から。
以前、すでに亡くなった村の男性が、この山で「宇宙人を見て、UFOの音を聞いた」との話がメディアに取り上げられ、以来村にはUFOを信じる人が来るようになった。
そしてここのところ、主に米国のUFO関連サイトで「2012年の人類滅亡を逃れたければ、ビュガラックへ向かうように」とアドバイスされるようになり、
UFO信者の訪問が急増。彼らの考えは、この山の洞窟に潜んでいる地球外生命体は「世界の終わりを静かに待っている」らしく、
それまでに洞窟に行けば一緒にUFOに乗って危機を回避できる可能性がある、というものだそうだ。
その話を信じてやってくる人たちは山で祈りを捧げ、中には「1人の男性が、完全に裸になって儀式のようなものをしていた」との目撃例も。
しかし、こうした“招かれざる客”に迷惑しているのは村側だ。ある女性住民は散歩に出かけては、瞑想したり歌ったりしている訪問客の姿を頻繁に見るようになり、
「もうこの場所が私たちの土地という感じがしない」と語っている。
こうした現状に村長も「笑いごとではない」と警戒感むき出しだ。
いまの段階でも多くの奇妙な訪問客に困惑しているというのに、いざ2012年12月を迎えたらと思うと、村がどうなってしまうか心配だという。
その不安から、村長は2012年12月に必要がある場合には、軍に出動してもらえるよう要請しているそうだ。
村の周辺では、一部のUFO信者が山近くの土地を高値で購入したため、土地の売買に対する住民の不満も起き始めている。
自分たちの生活とは全く関係のないところで盛り上がった話により、UFO信者らに翻弄されているフランスの小さな村だが、
先の女性住民は「本当に世界が終わると思うなら、私はこれからの2年間を素晴らしい時間にする」(デイリー・テレグラフ紙より)とコメント。
どうやらやってくる人たちに対して、“不確定な未来に追われる前にいまを大切に生きなさい”と伝えたいようだ。
放射性物質放出量、政府推計の2倍か
東京電力福島第一原発事故の初期に放出された放射性物質セシウム137は約3万5000テラ・ベクレルに上り、日本政府の推計の2倍を超える可能性があるとの試算を、北欧の研究者らがまとめた。
英科学誌「ネイチャー」が25日の電子版で伝えた。世界の核実験監視網で観測した放射性物質のデータなどから放出量を逆算。太平洋上空に流れた量を多く見積もっている。
英科学誌「ネイチャー」が25日の電子版で伝えた。世界の核実験監視網で観測した放射性物質のデータなどから放出量を逆算。太平洋上空に流れた量を多く見積もっている。
2011年10月26日水曜日
長髪の4歳児に退園処分!!
米国に、がんの子どもにかつらを提供したいと、髪の毛を伸ばし続けていた4歳の男の子がいる。
しかし、今年9月に入園したプレ幼稚園には「短髪にせよ」との規則があり、男の子はこれに違反していると、わずか7日間通っただけで退園処分になってしまった。
この対応に母親は、以前確認した際には「OKをもらった」と(米ニュースサイトMSNBCより)と激怒している。
問題となっているのはニュージャージー州で暮らすレネ・サブルースキさんの息子で4歳のジャックくん。
彼は男の子ながら約30センチのきれいなブロンドヘアーを伸ばしているが、これにはちゃんとした理由があった。
ジャックくんの祖父は、彼が生後16か月のときにがんで他界。
このときまだ一度も髪を切っていなかったジャックくんに対して、レネさんは髪を伸ばし続けようと決め、がんで苦しむ子どもたちのかつら用に提供しようと考えたそうだ。
そして4歳まで成長したジャックくんは、2011年の幼稚園入園を前に、今年9月からプレ幼稚園に通うことになった。
そこで彼の長髪が問題にならないかを予め確認しようと、レネさんは以前幼稚園へ問い合わせ。
その際、「幼稚園(※プレ幼稚園ではなく)に入園する前に切ればOK」(米ニュースサイトMSNBCより)との回答を得たため、彼の髪を伸ばしたまま、今年のプレ幼稚園入園時期を迎える。
ところが、そこで待っていたのはジャックくんの髪を切らなければならないという、学校からの命令だった。
実はこの幼稚園では服装に関する規定が改定されたそうで、その際に「例外なく短い髪にしなければならない」
(米紙ニューヨーク・ポストより)と定められたため、ジャックくんは2週間以内に髪を切ってくるようにとの通達を受けてしまう。
これにレネさんは猛反発。現在の30センチという長さは寄付できる“最低限”の長さだったからだ。
ましてや一度は確認をした上、学校側に2,500ドル(約20万円)の学費を支払った段階でも、規定が改定されたことは教えてもらっていなかったとしている。
結局、ジャックくんは7日間だけ通ったあと、退園処分に。学校からは学費のうち1,000ドル(約8万円)が返金されたものの、まだ対応に納得していないレネさんは小切手を現金化していないという。
レネさんは「学校のハンドブックには、学校の資産を傷つけるか、武器を所持していた場合に停学や退学になるとある。
でもこれはチャリティーの行動でしょ」と怒りが収まらない。
一方の学校側はメディアの取材には応じていないものの、レネさんと話し合った際にはやはり激しい応酬があったようだ。
いずれにせよ、ジャックくんは母親と学校の対立に巻き込まれた形で、気の毒な話となってしまった。
しかし、今年9月に入園したプレ幼稚園には「短髪にせよ」との規則があり、男の子はこれに違反していると、わずか7日間通っただけで退園処分になってしまった。
この対応に母親は、以前確認した際には「OKをもらった」と(米ニュースサイトMSNBCより)と激怒している。
問題となっているのはニュージャージー州で暮らすレネ・サブルースキさんの息子で4歳のジャックくん。
彼は男の子ながら約30センチのきれいなブロンドヘアーを伸ばしているが、これにはちゃんとした理由があった。
ジャックくんの祖父は、彼が生後16か月のときにがんで他界。
このときまだ一度も髪を切っていなかったジャックくんに対して、レネさんは髪を伸ばし続けようと決め、がんで苦しむ子どもたちのかつら用に提供しようと考えたそうだ。
そして4歳まで成長したジャックくんは、2011年の幼稚園入園を前に、今年9月からプレ幼稚園に通うことになった。
そこで彼の長髪が問題にならないかを予め確認しようと、レネさんは以前幼稚園へ問い合わせ。
その際、「幼稚園(※プレ幼稚園ではなく)に入園する前に切ればOK」(米ニュースサイトMSNBCより)との回答を得たため、彼の髪を伸ばしたまま、今年のプレ幼稚園入園時期を迎える。
ところが、そこで待っていたのはジャックくんの髪を切らなければならないという、学校からの命令だった。
実はこの幼稚園では服装に関する規定が改定されたそうで、その際に「例外なく短い髪にしなければならない」
(米紙ニューヨーク・ポストより)と定められたため、ジャックくんは2週間以内に髪を切ってくるようにとの通達を受けてしまう。
これにレネさんは猛反発。現在の30センチという長さは寄付できる“最低限”の長さだったからだ。
ましてや一度は確認をした上、学校側に2,500ドル(約20万円)の学費を支払った段階でも、規定が改定されたことは教えてもらっていなかったとしている。
結局、ジャックくんは7日間だけ通ったあと、退園処分に。学校からは学費のうち1,000ドル(約8万円)が返金されたものの、まだ対応に納得していないレネさんは小切手を現金化していないという。
レネさんは「学校のハンドブックには、学校の資産を傷つけるか、武器を所持していた場合に停学や退学になるとある。
でもこれはチャリティーの行動でしょ」と怒りが収まらない。
一方の学校側はメディアの取材には応じていないものの、レネさんと話し合った際にはやはり激しい応酬があったようだ。
いずれにせよ、ジャックくんは母親と学校の対立に巻き込まれた形で、気の毒な話となってしまった。
2011年10月25日火曜日
不倫された男が、過激な行動に!!
愛して、信じていたパートナーに不倫されたとしたら、怒るのは当然のこと。
ただ、プライベートかつデリケートな出来事だけに、中には他人には知られないよう、ひっそりと処理しようと考える人もいるだろう。
しかし中国には、妻の不倫に激怒し、ひっそりとは程遠い過激な行動に出た男性がいる。
中国紙武漢晨報などによると、この一件が起きたのは湖北省武漢市の東西湖区でのこと。
不倫された男性は妻のプライバシー情報を書き連ねた告知文を作成し、街頭に何枚も張り出した。
張られていたのは電信柱や電話ボックス、ゴミ箱などで、いずれもスーパー周辺の人目に付きやすい場所だ。
告知文は「休妻告示」という文句で始まる。これは“妻と離縁する”という意味で、続く本文では妻と不倫相手の男性の名を暴露。
どこでどのような不倫行為を行っていたかを赤裸々に記し、妻と男性の顔写真も印刷、さらに「姦夫」「淫婦」と紹介するなどかなり過激な内容だ。
2人を実際に知る人物なら、すぐに分かってしまうであろう、あからさまな告知文となっている。
しかし、これを作成したあとも男性の怒りは収まらなかった様子。
本文の行間には“追記”する形で、2人の職場や住所、身分証明書番号、QQ(IMS)のID、そして直接の関係はない不倫相手の妻の名前まで晒しているほどだ。
ちなみに、「姦夫」扱いされ、この告知文を知った相手の男性は、地元紙に対し不倫を否定。
あくまでも“普通の関係”であることを強調している。また、告知文には激怒しており、警察にもすでに通報したとのことだ。
ただ、プライベートかつデリケートな出来事だけに、中には他人には知られないよう、ひっそりと処理しようと考える人もいるだろう。
しかし中国には、妻の不倫に激怒し、ひっそりとは程遠い過激な行動に出た男性がいる。
中国紙武漢晨報などによると、この一件が起きたのは湖北省武漢市の東西湖区でのこと。
不倫された男性は妻のプライバシー情報を書き連ねた告知文を作成し、街頭に何枚も張り出した。
張られていたのは電信柱や電話ボックス、ゴミ箱などで、いずれもスーパー周辺の人目に付きやすい場所だ。
告知文は「休妻告示」という文句で始まる。これは“妻と離縁する”という意味で、続く本文では妻と不倫相手の男性の名を暴露。
どこでどのような不倫行為を行っていたかを赤裸々に記し、妻と男性の顔写真も印刷、さらに「姦夫」「淫婦」と紹介するなどかなり過激な内容だ。
2人を実際に知る人物なら、すぐに分かってしまうであろう、あからさまな告知文となっている。
しかし、これを作成したあとも男性の怒りは収まらなかった様子。
本文の行間には“追記”する形で、2人の職場や住所、身分証明書番号、QQ(IMS)のID、そして直接の関係はない不倫相手の妻の名前まで晒しているほどだ。
ちなみに、「姦夫」扱いされ、この告知文を知った相手の男性は、地元紙に対し不倫を否定。
あくまでも“普通の関係”であることを強調している。また、告知文には激怒しており、警察にもすでに通報したとのことだ。
2011年10月24日月曜日
ボーイング747で家造り
自分の家を持つのは、一所懸命働き、ある程度の成功を収めた証として多くの人が憧れるステータス。
日々の生活を営む場となるだけに、中にはこだわりの注文住宅を建てる人もいるだろう。
米カリフォルニア州で自動車販売店のオーナーをしている女性は、家を建てようと海に近い丘の土地を買った際に、普通とは異なるユニークな家に住みたいと考えた。
そこで一風変わった建物を造ることで知られる建築デザイナーに相談。すると、デザイナーが出してきた建築案は、使われなくなったボーイング747型(B747)機を解体し、
その部品で建てるというかなり独創的なものだった。現在建築中のこの家は、来年夏までに女性に引き渡される予定だという。
メルセデス・ベンツの販売店を経営しているフランシー・リーウォードさんは、ロサンゼルス近郊の海沿いの街マリブに、55エーカー(約22万平方メートル)の土地を購入した。
そして、そこにはユニークな家を建てようと決め、建築デザイナーのデイビッド・ヘルツさんに相談したという。
彼女からの要望はただ1つ、「建物には女性のような曲線を使い、丸みを帯びた感じに仕上げること」。
廃棄物を利用して建物を作る“アップサイクリング”を専門としていたヘルツさんは、要望を受けてすぐに素材探しに着手。
彼はすぐに頭の中にアイデアが浮かんでいたそうで、それが飛行機を使った家だった。
彼はまず、役目を終えてカリフォルニア州の砂漠地帯に置かれている中古飛行機を見に行き、家が本当に作れるかどうかを研究。
結果「できる」と判断したヘルツさんは、リーウォードさんにアイデアを話して承諾を受けると、中古のボーイング747-200型機を3万5,000ドル(約290万円)で購入する。
新品だと2億ドル(約166億円)はかかる飛行機を格安で手に入れたヘルツさんだったが、アイデア実現へは数多くの壁が待ち受けていた。
ヘルツさんの公式サイトによると、全長70メートル以上、幅約60メートルという機体を解体して取れる部品の数は実に450万個。
これらの部品をヘリコプターをチャーターして、砂漠地帯の駐機場から移送するのが大変だった。
このとき、すべての部品を移送するまでは万が一に備え「夜間に5つの高速道路を閉鎖」(英紙デイリー・メールより)したそう。
結果、大がかりな移送大作戦は無事に終わり、材料調達の問題はなんとかクリア。しかし、今度は建築許可申請の問題が残されていた。
許可を得るために、まずは飛行機の部品で家を建てることが法に触れないかを入念に調査。
そして、飛行機という変わった部品から建築するため、「撃墜された飛行機と間違われないよう」
米連邦航空局を含め「17の機関から承認を受けなければならなかった」(シェルター・ポットより)らしい。
こうして着実に問題を片付けていき、リーウォードさんの家は現在ほぼ完成に近い状態まで仕上げられ、2011年には引き渡される予定とされている。
屋根に使われた翼、台所やアートスタジオに活用された胴体部分など、随所に飛行機の特徴が残された家。
寝室3つに浴室3つを備えているほか、「コックピットの窓が天窓になっている、高さ約13メートルの瞑想パビリオン」など、使えるところは上手に利用されている。
世界に2つとないユニークな家ができ、リーウォードさんも入居を心待ちにしているに違いない。
日々の生活を営む場となるだけに、中にはこだわりの注文住宅を建てる人もいるだろう。
米カリフォルニア州で自動車販売店のオーナーをしている女性は、家を建てようと海に近い丘の土地を買った際に、普通とは異なるユニークな家に住みたいと考えた。
そこで一風変わった建物を造ることで知られる建築デザイナーに相談。すると、デザイナーが出してきた建築案は、使われなくなったボーイング747型(B747)機を解体し、
その部品で建てるというかなり独創的なものだった。現在建築中のこの家は、来年夏までに女性に引き渡される予定だという。
メルセデス・ベンツの販売店を経営しているフランシー・リーウォードさんは、ロサンゼルス近郊の海沿いの街マリブに、55エーカー(約22万平方メートル)の土地を購入した。
そして、そこにはユニークな家を建てようと決め、建築デザイナーのデイビッド・ヘルツさんに相談したという。
彼女からの要望はただ1つ、「建物には女性のような曲線を使い、丸みを帯びた感じに仕上げること」。
廃棄物を利用して建物を作る“アップサイクリング”を専門としていたヘルツさんは、要望を受けてすぐに素材探しに着手。
彼はすぐに頭の中にアイデアが浮かんでいたそうで、それが飛行機を使った家だった。
彼はまず、役目を終えてカリフォルニア州の砂漠地帯に置かれている中古飛行機を見に行き、家が本当に作れるかどうかを研究。
結果「できる」と判断したヘルツさんは、リーウォードさんにアイデアを話して承諾を受けると、中古のボーイング747-200型機を3万5,000ドル(約290万円)で購入する。
新品だと2億ドル(約166億円)はかかる飛行機を格安で手に入れたヘルツさんだったが、アイデア実現へは数多くの壁が待ち受けていた。
ヘルツさんの公式サイトによると、全長70メートル以上、幅約60メートルという機体を解体して取れる部品の数は実に450万個。
これらの部品をヘリコプターをチャーターして、砂漠地帯の駐機場から移送するのが大変だった。
このとき、すべての部品を移送するまでは万が一に備え「夜間に5つの高速道路を閉鎖」(英紙デイリー・メールより)したそう。
結果、大がかりな移送大作戦は無事に終わり、材料調達の問題はなんとかクリア。しかし、今度は建築許可申請の問題が残されていた。
許可を得るために、まずは飛行機の部品で家を建てることが法に触れないかを入念に調査。
そして、飛行機という変わった部品から建築するため、「撃墜された飛行機と間違われないよう」
米連邦航空局を含め「17の機関から承認を受けなければならなかった」(シェルター・ポットより)らしい。
こうして着実に問題を片付けていき、リーウォードさんの家は現在ほぼ完成に近い状態まで仕上げられ、2011年には引き渡される予定とされている。
屋根に使われた翼、台所やアートスタジオに活用された胴体部分など、随所に飛行機の特徴が残された家。
寝室3つに浴室3つを備えているほか、「コックピットの窓が天窓になっている、高さ約13メートルの瞑想パビリオン」など、使えるところは上手に利用されている。
世界に2つとないユニークな家ができ、リーウォードさんも入居を心待ちにしているに違いない。
2011年10月23日日曜日
親が選ぶ子のカガミの1位は
子を持つ親なら、誰もが自分の子どもが健やかに、良い子に育って欲しいと願うもの。
そのためにも、親子間のコミュニケーションを密にとりながら子育てをしていくのは重要なことだろう。
そうした親の子育てへの意識を探るべく、東京建物株式会社は「住まいと子育てに関する意識調査」を実施した。
この調査は3歳~小学生の末子を持つ20~40代の親600人を対象に行われたもの。
子どもに関する質問はすべて、同居中の子ども(複数いる場合には末子)についての回答とした。
まず、親は自分の子どもにはどのように育ってもらいたいのだろうか。
「親として『こんな子に育てたい』(=子のカガミ)と思える著名人」について、
男児の親には男性著名人を、女児の親には女性著名人を挙げてもらったところ、男性著名人の1位はゴルフの「石川遼」(20.0%)、女性著名人の1位はタレントの「ベッキー」(19.3%)となった。
その理由については、石川選手は「頭脳明晰、スポーツ万能。礼儀正しくて、まさに理想です」(33歳・母親)、
「誠実な印象。目標を持ち、自分というものをしっかりと持っていると思うので」(43歳・母親)、「世界に羽ばたいているから」(46歳・父親)といった声が寄せられ、
世界を股にかけて活躍するようになった今もなお、目標に対して努力を惜しまず、どこまでも謙虚で礼儀正しい姿が高く評価されているようだ。
なお、男性著名人の2位以下は「櫻井翔(嵐)」(11.4%)、「水嶋ヒロ」(4.9%)、「向井理」(4.2%)、「小泉孝太郎」(3.9%)と続いている。
同様にベッキーの選出理由については「みんなから愛されてるので」(38歳・父親)、「元気。人を笑顔にさせてあげられる」(30歳・母親)、
「元気印で努力家。まったくイヤミなところがなくとても良いお嬢さん」(45歳・母親)などなど。
快活で明るく天真爛漫、でも気遣いを忘れず、常に前向きで周りから愛されていることに評価が集中した。
こちらの2位以下は「関根麻里」(14.0%)、「浅田真央」(6.8%)、「綾瀬はるか」(5.8%)、「上戸彩」(5.5%)と続いている。
◎コミュニケーションの理想と現実
次に、子どもとのコミュニケーションに費やす時間について、理想と現実の時間数をそれぞれたずねた。
まず、「現実の1日あたりの子どもとの対話時間(含む:食事や作業をしながらの会話、除く:携帯電話での通話やメール)」の回答から平均時間を算出すると、
父親300人の平均が1時間37分、母親300人の平均が4時間5分という結果に。
同様に「理想の1日あたりの子どもとの対話時間」の回答から平均時間を算出すると、父親は2時間19分、母親は4時間26分となった。
この結果から、理想と現実の差が1割未満とほぼ理想に近いと言える母親に対し、父親は現実の時間数が理想の7割弱しか取れておらず、その差が明らかとなっている。
また、「子どもとの対話時間は充分にとれていると感じていますか?」との質問では、母親の70%以上が「充分だと思う」と答えているのに対し、
父親の56%は「不足していると思う」と回答。多くの父親が理想と現実のギャップを実感している様子がうかがえる。
◎父親が平日に子どもと食事をする機会は?
残業や同僚との付き合いなど、父親にとって平日の夕食時に帰宅するのはなかなか難しいことも多い。
そこで「普段、自宅で子どもと食事を共にする機会」について質問をぶつけた。
すると、休日の夕食には家族揃って食事をとる家庭が多い一方で、やはり平日の父親の食事参加率が低い傾向に(父親の食事参加率→休日の夕食:94.7%/平日の夕食:62.0%)。
さらに、平日には朝食・昼食・夕食のいずれも自宅で子どもと共にする機会が無い父親が、300人中72人(24.0%)に及ぶことも明らかになっている。
◎住まいは子育てに影響するか
この調査では「現在のお住まいの中で、子育てをより楽しむために1部屋だけ改築するとしたら、どの部屋を変えたいと思いますか?」との質問もしている。
その結果、全体の1位は「リビング」となったものの、子どもとのコミュニケーションを充分と感じているかどうかで、その回答にバラつきが出た。
具体的に見ていくと、コミュニケーションが「充分だと思う」層が「リビング」を挙げた割合は37.4%だったのに対し、
「全く足りていないと思う」層は62.0%が「リビング」を挙げている。
そして充分と感じている親ほど、「キッチン」や「ダイニング」を活用することで子育てをより楽しもうと考えているようだ。
そのためにも、親子間のコミュニケーションを密にとりながら子育てをしていくのは重要なことだろう。
そうした親の子育てへの意識を探るべく、東京建物株式会社は「住まいと子育てに関する意識調査」を実施した。
この調査は3歳~小学生の末子を持つ20~40代の親600人を対象に行われたもの。
子どもに関する質問はすべて、同居中の子ども(複数いる場合には末子)についての回答とした。
まず、親は自分の子どもにはどのように育ってもらいたいのだろうか。
「親として『こんな子に育てたい』(=子のカガミ)と思える著名人」について、
男児の親には男性著名人を、女児の親には女性著名人を挙げてもらったところ、男性著名人の1位はゴルフの「石川遼」(20.0%)、女性著名人の1位はタレントの「ベッキー」(19.3%)となった。
その理由については、石川選手は「頭脳明晰、スポーツ万能。礼儀正しくて、まさに理想です」(33歳・母親)、
「誠実な印象。目標を持ち、自分というものをしっかりと持っていると思うので」(43歳・母親)、「世界に羽ばたいているから」(46歳・父親)といった声が寄せられ、
世界を股にかけて活躍するようになった今もなお、目標に対して努力を惜しまず、どこまでも謙虚で礼儀正しい姿が高く評価されているようだ。
なお、男性著名人の2位以下は「櫻井翔(嵐)」(11.4%)、「水嶋ヒロ」(4.9%)、「向井理」(4.2%)、「小泉孝太郎」(3.9%)と続いている。
同様にベッキーの選出理由については「みんなから愛されてるので」(38歳・父親)、「元気。人を笑顔にさせてあげられる」(30歳・母親)、
「元気印で努力家。まったくイヤミなところがなくとても良いお嬢さん」(45歳・母親)などなど。
快活で明るく天真爛漫、でも気遣いを忘れず、常に前向きで周りから愛されていることに評価が集中した。
こちらの2位以下は「関根麻里」(14.0%)、「浅田真央」(6.8%)、「綾瀬はるか」(5.8%)、「上戸彩」(5.5%)と続いている。
◎コミュニケーションの理想と現実
次に、子どもとのコミュニケーションに費やす時間について、理想と現実の時間数をそれぞれたずねた。
まず、「現実の1日あたりの子どもとの対話時間(含む:食事や作業をしながらの会話、除く:携帯電話での通話やメール)」の回答から平均時間を算出すると、
父親300人の平均が1時間37分、母親300人の平均が4時間5分という結果に。
同様に「理想の1日あたりの子どもとの対話時間」の回答から平均時間を算出すると、父親は2時間19分、母親は4時間26分となった。
この結果から、理想と現実の差が1割未満とほぼ理想に近いと言える母親に対し、父親は現実の時間数が理想の7割弱しか取れておらず、その差が明らかとなっている。
また、「子どもとの対話時間は充分にとれていると感じていますか?」との質問では、母親の70%以上が「充分だと思う」と答えているのに対し、
父親の56%は「不足していると思う」と回答。多くの父親が理想と現実のギャップを実感している様子がうかがえる。
◎父親が平日に子どもと食事をする機会は?
残業や同僚との付き合いなど、父親にとって平日の夕食時に帰宅するのはなかなか難しいことも多い。
そこで「普段、自宅で子どもと食事を共にする機会」について質問をぶつけた。
すると、休日の夕食には家族揃って食事をとる家庭が多い一方で、やはり平日の父親の食事参加率が低い傾向に(父親の食事参加率→休日の夕食:94.7%/平日の夕食:62.0%)。
さらに、平日には朝食・昼食・夕食のいずれも自宅で子どもと共にする機会が無い父親が、300人中72人(24.0%)に及ぶことも明らかになっている。
◎住まいは子育てに影響するか
この調査では「現在のお住まいの中で、子育てをより楽しむために1部屋だけ改築するとしたら、どの部屋を変えたいと思いますか?」との質問もしている。
その結果、全体の1位は「リビング」となったものの、子どもとのコミュニケーションを充分と感じているかどうかで、その回答にバラつきが出た。
具体的に見ていくと、コミュニケーションが「充分だと思う」層が「リビング」を挙げた割合は37.4%だったのに対し、
「全く足りていないと思う」層は62.0%が「リビング」を挙げている。
そして充分と感じている親ほど、「キッチン」や「ダイニング」を活用することで子育てをより楽しもうと考えているようだ。
2011年10月22日土曜日
被災地児童、宇宙基地と無線交信
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士古川聡さんが15日、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の小学生とアマチュア無線で交信し、「皆さんの夢がかなうよう応援しています」とエールを送った。4~6年生計16人が参加。約10分間、交信した。安渡小6年の黒沢亜美さん(11)が「宇宙ステーションから地震予知はできますか」と問い掛けると、古川さんは「ほとんどできません。研究段階です」と応答。
2011年10月21日金曜日
グーグル役員が、合コンで...
傍目八目。相場格言としても用いられる言葉で、株式市場の当事者よりも第三者のほうが相場の流れを読めるのではないかという意味だ。
その第三者は誰でもいいというわけではなく、傍らで経済の動向を見ている者でなくてはならない。今回その適任者として選んだのは、合コンセッティング業務を行う会社を営む、絵音氏だ。
絵音氏はこの3年で約1000回もの合コンを手配し、自らも参加したという強者なのだが、果たして合コンに経済の動向はどう絡むのか?
「ここ数年、合コンは接待にかなり使われてます。実際、私が会社を設立したのも、お得意様に『会社にして領収書を切ってくれれば経費で落とせるのに』と言われたのがキッカケですから(笑)。
それで連日のように接待合コンをやっていると、流れが見えてくるんですよ。そのとき元気のある業種がなんとなくわかるんです」
確かに接待とはいえ、合コン。お金に余裕がある=業績が好調でないとできない遊びであろう。
では、過去にどのような業種が合コンに励んでいたのだろうか?
「2005年から06年はIT系の人がほとんどでしたが、ホリエモンさんがいなくなると同時に消沈(笑)。
次に台頭したのが不動産で、08年後半くらいまで羽振りがよかったですね。でもリーマンショックで不動産関係が消えて、一気に増えたのが大手コンサルタント会社です」
落ち込む会社を救おうとする業種の台頭。わかりやすい図式だ。
「09年になると出会い系ばかりになりました。それも10年になると消えて、逆に固定客だった官僚さんやお医者さんが目立つという、つらい状況に。中国からのお客さんは結構いましたけど、合コン業界はかなり不況でした。
でも、そんななかで目立っていたのが眼科医さんなんです。6月くらいに増えたのを感じ、秋くらいには確信に。
なんでだろうと思って聞いたら一緒に来ているのがレーシック関係の業者さんだったんですよ」 確かに昨年末は雑誌の広告などもレーシック関連が急増していた。
「眼科医さんは年明けてからも元気ですね。あとは08年以降、全然見かけなかったゴールドマンさんなどの外資系金融も昨年秋以降は万券を撒くといった元気な姿を見かけるようになりました(笑)。
ほかには鹿島さんなどの大手ゼネコンも秋以降は復活してますし、アパレルでは109ブランドかな。まあ、一番絶好調なのはグーグルさん関係で、役員さんとか、ヤバイくらい元気ですけどね(笑)」
以上、合コン現場で元気な企業や業種はわかったが、実際の市場ではどうなっているのだろうか?
さて、合コン市場で羽振りのよい業界は、本当に株市場でも勢いがあるのだろうか。論より証拠ということで、証券アナリストの小川佳紀氏に、絵音氏のコメントに対する市場分析をお願いした。
「まず、レーシックですが、もともと医療は全般的に景気に左右されにくい安定性の高い業界です。
そのなかでも、レーシックに関しては、昨年までの不況にもかかわらず、年々手術者数は増加しており、いまや約40万人規模の市場に成長し、景気は上向き。
関連の銘柄としては、大手製薬会社や眼科関連機器は王道ですね。また、景気のよい業界は人材の移動が活発になるので、医療系転職業界も注目。特に最近業績がよいのは『m3.com』という医療情報サイトを運営するエムスリーです」
年始からの景気の上向き傾向が続けばより手術者数も増加し、株価がさらに跳ね上がる可能性も。
そして、続いては合コン市場では一時「音信不通」に陥ったが、見事に復活を果たした外資系金融。
「外資系金融に関しては、現在、かなり好調のようです。その理由としては、中国のインフレぶりを危惧した海外投資家が、中国から日本にアジアの投資先を切り替えるという動きがあり、それが現在、日本の株式市場を活発化させています。
この傾向は今後まだまだ続きそうなので、外資系金融は、今年さらに盛り上がりを見せるのではないでしょうか」
そして続いてのゼネコンも、リーマンショックの煽りを受け、不景気かと思われていた業界だが。
「確かにリーマンショック以降、不動産は大不況に見舞われていました。10年3月期の決算でも赤字の企業が大半の状態。
でも、マンション販売が回復傾向で、先日も首都圏における販売実績が6年ぶりのV字回復を見せるなど、勢いが戻りつつあります。
それゆえ、鹿島や大成建設などの大手ゼネコン銘柄を中心に、今後上昇の兆しは考えられます」
全国的にもマンション販売は、5年ぶりのプラスを記録。不景気から一転、合コンに行く余裕が出てきたというのもうなずける。
そして絵音氏いわく「一番アパレル業界で勢いがあった」と語る、109ブランド勢。女性対象の業界なだけに、絵音氏の分析にもより一層の信憑性が増すところだ。
「アパレルブランドは、昨年海外進出をした企業が多かったんですが、109ブランドならサマンサタバサジャパンリミテッドが注目。
先日はアジア進出の第一歩として、台湾に2店舗オープンするなど、現在、勢いを増していますね」
日本国内でもAKBの板野友美や日航とのコラボなど、ほかのアパレルに比べて頭ひとつ抜けた感があるサマンサタバサ。業績アップへの期待が高まるところだ。
そして最後は、グーグル。すでにここ数年の勢いは目覚ましいものがあるため、合コン市場で「一番絶好調」と称されるのも納得できる。
だが、海外企業のため、日本では残念ながら非上場だ。
「グーグル関連銘柄のなかでも、やはり注目はスマートフォン周辺。現在、日本ではまだiPhoneのほうが人気ですが、つい先日、アンドロイドが世界のスマートフォン市場のシェア33%を獲得して世界1位に。
これを受けて、日本でもシェアが伸びる可能性はあります。また、以前、iPhoneブームの頃は、アプリ開発で儲ける企業も多く、アプリ関連銘柄が人気でした。
最近はiPhoneアプリだけでなく、アンドロイド対応アプリの増加も目覚ましいです。モバイルシステム開発企業のテックファームをはじめ、アンドロイド対応アプリの関連企業への注目度も高いですね」
結果、絵音氏の合コン市場分析と、ほぼ一致することが判明。それにしても、懐が潤った男がまず手を出すのは女……とは、なんともわかりやすい図式と言えよう。
その第三者は誰でもいいというわけではなく、傍らで経済の動向を見ている者でなくてはならない。今回その適任者として選んだのは、合コンセッティング業務を行う会社を営む、絵音氏だ。
絵音氏はこの3年で約1000回もの合コンを手配し、自らも参加したという強者なのだが、果たして合コンに経済の動向はどう絡むのか?
「ここ数年、合コンは接待にかなり使われてます。実際、私が会社を設立したのも、お得意様に『会社にして領収書を切ってくれれば経費で落とせるのに』と言われたのがキッカケですから(笑)。
それで連日のように接待合コンをやっていると、流れが見えてくるんですよ。そのとき元気のある業種がなんとなくわかるんです」
確かに接待とはいえ、合コン。お金に余裕がある=業績が好調でないとできない遊びであろう。
では、過去にどのような業種が合コンに励んでいたのだろうか?
「2005年から06年はIT系の人がほとんどでしたが、ホリエモンさんがいなくなると同時に消沈(笑)。
次に台頭したのが不動産で、08年後半くらいまで羽振りがよかったですね。でもリーマンショックで不動産関係が消えて、一気に増えたのが大手コンサルタント会社です」
落ち込む会社を救おうとする業種の台頭。わかりやすい図式だ。
「09年になると出会い系ばかりになりました。それも10年になると消えて、逆に固定客だった官僚さんやお医者さんが目立つという、つらい状況に。中国からのお客さんは結構いましたけど、合コン業界はかなり不況でした。
でも、そんななかで目立っていたのが眼科医さんなんです。6月くらいに増えたのを感じ、秋くらいには確信に。
なんでだろうと思って聞いたら一緒に来ているのがレーシック関係の業者さんだったんですよ」 確かに昨年末は雑誌の広告などもレーシック関連が急増していた。
「眼科医さんは年明けてからも元気ですね。あとは08年以降、全然見かけなかったゴールドマンさんなどの外資系金融も昨年秋以降は万券を撒くといった元気な姿を見かけるようになりました(笑)。
ほかには鹿島さんなどの大手ゼネコンも秋以降は復活してますし、アパレルでは109ブランドかな。まあ、一番絶好調なのはグーグルさん関係で、役員さんとか、ヤバイくらい元気ですけどね(笑)」
以上、合コン現場で元気な企業や業種はわかったが、実際の市場ではどうなっているのだろうか?
さて、合コン市場で羽振りのよい業界は、本当に株市場でも勢いがあるのだろうか。論より証拠ということで、証券アナリストの小川佳紀氏に、絵音氏のコメントに対する市場分析をお願いした。
「まず、レーシックですが、もともと医療は全般的に景気に左右されにくい安定性の高い業界です。
そのなかでも、レーシックに関しては、昨年までの不況にもかかわらず、年々手術者数は増加しており、いまや約40万人規模の市場に成長し、景気は上向き。
関連の銘柄としては、大手製薬会社や眼科関連機器は王道ですね。また、景気のよい業界は人材の移動が活発になるので、医療系転職業界も注目。特に最近業績がよいのは『m3.com』という医療情報サイトを運営するエムスリーです」
年始からの景気の上向き傾向が続けばより手術者数も増加し、株価がさらに跳ね上がる可能性も。
そして、続いては合コン市場では一時「音信不通」に陥ったが、見事に復活を果たした外資系金融。
「外資系金融に関しては、現在、かなり好調のようです。その理由としては、中国のインフレぶりを危惧した海外投資家が、中国から日本にアジアの投資先を切り替えるという動きがあり、それが現在、日本の株式市場を活発化させています。
この傾向は今後まだまだ続きそうなので、外資系金融は、今年さらに盛り上がりを見せるのではないでしょうか」
そして続いてのゼネコンも、リーマンショックの煽りを受け、不景気かと思われていた業界だが。
「確かにリーマンショック以降、不動産は大不況に見舞われていました。10年3月期の決算でも赤字の企業が大半の状態。
でも、マンション販売が回復傾向で、先日も首都圏における販売実績が6年ぶりのV字回復を見せるなど、勢いが戻りつつあります。
それゆえ、鹿島や大成建設などの大手ゼネコン銘柄を中心に、今後上昇の兆しは考えられます」
全国的にもマンション販売は、5年ぶりのプラスを記録。不景気から一転、合コンに行く余裕が出てきたというのもうなずける。
そして絵音氏いわく「一番アパレル業界で勢いがあった」と語る、109ブランド勢。女性対象の業界なだけに、絵音氏の分析にもより一層の信憑性が増すところだ。
「アパレルブランドは、昨年海外進出をした企業が多かったんですが、109ブランドならサマンサタバサジャパンリミテッドが注目。
先日はアジア進出の第一歩として、台湾に2店舗オープンするなど、現在、勢いを増していますね」
日本国内でもAKBの板野友美や日航とのコラボなど、ほかのアパレルに比べて頭ひとつ抜けた感があるサマンサタバサ。業績アップへの期待が高まるところだ。
そして最後は、グーグル。すでにここ数年の勢いは目覚ましいものがあるため、合コン市場で「一番絶好調」と称されるのも納得できる。
だが、海外企業のため、日本では残念ながら非上場だ。
「グーグル関連銘柄のなかでも、やはり注目はスマートフォン周辺。現在、日本ではまだiPhoneのほうが人気ですが、つい先日、アンドロイドが世界のスマートフォン市場のシェア33%を獲得して世界1位に。
これを受けて、日本でもシェアが伸びる可能性はあります。また、以前、iPhoneブームの頃は、アプリ開発で儲ける企業も多く、アプリ関連銘柄が人気でした。
最近はiPhoneアプリだけでなく、アンドロイド対応アプリの増加も目覚ましいです。モバイルシステム開発企業のテックファームをはじめ、アンドロイド対応アプリの関連企業への注目度も高いですね」
結果、絵音氏の合コン市場分析と、ほぼ一致することが判明。それにしても、懐が潤った男がまず手を出すのは女……とは、なんともわかりやすい図式と言えよう。
2011年10月20日木曜日
英語の禁句と同じ名前の村
エロマンガ島(バヌアツ)やスケベニンゲン(オランダ ※正確にはスヘフェニンゲン)、キンタマーニ(インドネシア)など、
使われる言語によっては面白い意味に変わってしまう世界各地の“珍”地名。ただ面白がって話題にするだけならさほど問題はなさそうだが、
オーストリアには、以前からその名前が原因で実害を被ってきた村がある。しかも、ネットが普及した昨今は、新しい形の迷惑行為に悩まされているという。
この村はオーストリアの北西部、ドイツ国境近くに位置するフッキング。
ローマ字でつづると「Fucking」、つまり、英語圏における放送禁止用語がそのまま地名となっていることから、以前より英語を母国語とする人々の間では“珍”地名の村として知られていた。
100人程度が暮らす村には観光客が頻繁に訪れ、地名が書かれた道路標識などの前で記念撮影をするのは見慣れた光景。しかし、観光客の中にはそうした標識や看板を盗む輩もいるなど、村は実害を被ることも少なくない。
また、今年3月にはドイツのビール会社が「Fucking Hell」という商品を市場に出そうとして、その名前に問題があると裁判沙汰になった際にも、話題はこの村の名前に飛び火。
以前からその地名のせいで、たびたび注目を集めてきた。
ちなみに、同国ニュースサイトのオーストリアン・タイムズによると、フッキングの由来は、もともと「Focko(フォッコ)」という名前の人物にあり、英語の意味との関連性はない。
地元では普通の言葉として使用されているだけに、英語圏での騒ぎに住民は違和感を覚えているようで、村を含むタルスドルフ地区のフランツ・メインドル地区長は「英語でおかしな地名はたくさんあるだろうし、
ドイツ語で発音したらおかしな場所だってあるだろう」(オーストリアン・タイムズより)と、騒がれること自体に不快感を示している。
そんなフッキングで最近頻発し、住民を憤らせているのがイタズラ電話だ。
同国ニュースサイトのウィーン・タイムズによると、イタ電の内容は、酔っているような状態で住民に英語で話しかけては、急に笑い出して電話を切る――というパターンが多いそう。
しかし、なぜ最近になってイタズラ電話が増えているのだろうか。
少々不思議な印象も受けるが、実はオーストリアのオンライン電話帳で「Fucking」と地名検索をかけると、村の住民の電話番号がズラッと出てくることが判明。
それをネットで見つけた心ない人たちが、英語圏の国から実際にイタズラ電話をかけているということらしい。
イタズラ電話という新たな被害に、フッキングのジークフリード・ハウップル村長も「英語を話す人たちが、どうしてそんなことを続けるのか理解できない」と困惑。
そして「そっとしておいて欲しい」とも語っている。また、問題の原因となっている村名については「どんな提案も拒否する」と、変更するつもりは毛頭ないと断言。
住民にとっては伝統と愛着のある地名だけに、軽い気持ちでイタズラをする人々の行動がなくなるよう願いたいものだ。
使われる言語によっては面白い意味に変わってしまう世界各地の“珍”地名。ただ面白がって話題にするだけならさほど問題はなさそうだが、
オーストリアには、以前からその名前が原因で実害を被ってきた村がある。しかも、ネットが普及した昨今は、新しい形の迷惑行為に悩まされているという。
この村はオーストリアの北西部、ドイツ国境近くに位置するフッキング。
ローマ字でつづると「Fucking」、つまり、英語圏における放送禁止用語がそのまま地名となっていることから、以前より英語を母国語とする人々の間では“珍”地名の村として知られていた。
100人程度が暮らす村には観光客が頻繁に訪れ、地名が書かれた道路標識などの前で記念撮影をするのは見慣れた光景。しかし、観光客の中にはそうした標識や看板を盗む輩もいるなど、村は実害を被ることも少なくない。
また、今年3月にはドイツのビール会社が「Fucking Hell」という商品を市場に出そうとして、その名前に問題があると裁判沙汰になった際にも、話題はこの村の名前に飛び火。
以前からその地名のせいで、たびたび注目を集めてきた。
ちなみに、同国ニュースサイトのオーストリアン・タイムズによると、フッキングの由来は、もともと「Focko(フォッコ)」という名前の人物にあり、英語の意味との関連性はない。
地元では普通の言葉として使用されているだけに、英語圏での騒ぎに住民は違和感を覚えているようで、村を含むタルスドルフ地区のフランツ・メインドル地区長は「英語でおかしな地名はたくさんあるだろうし、
ドイツ語で発音したらおかしな場所だってあるだろう」(オーストリアン・タイムズより)と、騒がれること自体に不快感を示している。
そんなフッキングで最近頻発し、住民を憤らせているのがイタズラ電話だ。
同国ニュースサイトのウィーン・タイムズによると、イタ電の内容は、酔っているような状態で住民に英語で話しかけては、急に笑い出して電話を切る――というパターンが多いそう。
しかし、なぜ最近になってイタズラ電話が増えているのだろうか。
少々不思議な印象も受けるが、実はオーストリアのオンライン電話帳で「Fucking」と地名検索をかけると、村の住民の電話番号がズラッと出てくることが判明。
それをネットで見つけた心ない人たちが、英語圏の国から実際にイタズラ電話をかけているということらしい。
イタズラ電話という新たな被害に、フッキングのジークフリード・ハウップル村長も「英語を話す人たちが、どうしてそんなことを続けるのか理解できない」と困惑。
そして「そっとしておいて欲しい」とも語っている。また、問題の原因となっている村名については「どんな提案も拒否する」と、変更するつもりは毛頭ないと断言。
住民にとっては伝統と愛着のある地名だけに、軽い気持ちでイタズラをする人々の行動がなくなるよう願いたいものだ。
2011年10月19日水曜日
妊婦が男3人をまとめて父親認定?!
中国では数年前から「本当の父親は誰なのか」を調べる親子鑑定の件数が急増しており、
一種の社会問題化しているが、「恋人への不信感」から出産前の段階で親子鑑定を行うケースも数多い。
産後、「親子関係がない」と判定されてショックを受けるよりは「生まれる前の今のうちにハッキリさせておきたい」というのが本音なのだろう。
そんな中国で先日、3人の男性をまとめて親子鑑定した妊婦の女性が現れ、話題を呼んでいる。本人はお腹の赤ちゃんの父親と判定された男性と結婚するつもりだという。
中国紙福州晩報によると、この女性が親子鑑定のために訪れたのは福建省にある司法鑑定所。
同省南部で働いているこの若い女性は3か月前に妊娠していることを知ったものの、当時3人の男性と“関係”を持っていたため、自分でも誰が本当の父親かわからない状態だった。
せっかく授かった赤ちゃんは諦めたくないと思う一方で、血縁関係のない男性を父親にしたくないとの思いも強く、その結果、父親の可能性がある3人の男性全員を引き連れて鑑定所を訪れたそうだ。
想像するだけでもバツが悪そうな状況だが、鑑定所の係員の話では「3人の男性はいたって平然としていた」とのこと。
挙句に3人とも「自分が親だと証明されれば彼女と結婚する」と宣言するほどで、彼女が自分以外の男性と同時に交際していたという事実は、あまり気にしていない様子だったという。
同鑑定所によると、2年ほど前から、未婚の若い女性が親子鑑定に訪れるケースが増えているそうだ。しかし、そのほとんどが連れて来る男性は一人だけ。
今回のように3人の男性と一緒に来たケースは初めてだという。
また、福建律大法学院の副教授は「婚姻法には一夫一妻制や夫婦が互いに忠誠を尽くすことなどは明記されているが、
未婚の男女に関わる問題には一切触れられていない」とし、ただ本人たちのモラルに頼るだけの現状は、こうしたケースを増加させかねないと警鐘を鳴らしている。
ちなみに、今回の女性は無事に親子鑑定を済ませ、父親だとわかった男性と2人、仲良く手を取り合いながら鑑定所を後にしたとのことだ。
一種の社会問題化しているが、「恋人への不信感」から出産前の段階で親子鑑定を行うケースも数多い。
産後、「親子関係がない」と判定されてショックを受けるよりは「生まれる前の今のうちにハッキリさせておきたい」というのが本音なのだろう。
そんな中国で先日、3人の男性をまとめて親子鑑定した妊婦の女性が現れ、話題を呼んでいる。本人はお腹の赤ちゃんの父親と判定された男性と結婚するつもりだという。
中国紙福州晩報によると、この女性が親子鑑定のために訪れたのは福建省にある司法鑑定所。
同省南部で働いているこの若い女性は3か月前に妊娠していることを知ったものの、当時3人の男性と“関係”を持っていたため、自分でも誰が本当の父親かわからない状態だった。
せっかく授かった赤ちゃんは諦めたくないと思う一方で、血縁関係のない男性を父親にしたくないとの思いも強く、その結果、父親の可能性がある3人の男性全員を引き連れて鑑定所を訪れたそうだ。
想像するだけでもバツが悪そうな状況だが、鑑定所の係員の話では「3人の男性はいたって平然としていた」とのこと。
挙句に3人とも「自分が親だと証明されれば彼女と結婚する」と宣言するほどで、彼女が自分以外の男性と同時に交際していたという事実は、あまり気にしていない様子だったという。
同鑑定所によると、2年ほど前から、未婚の若い女性が親子鑑定に訪れるケースが増えているそうだ。しかし、そのほとんどが連れて来る男性は一人だけ。
今回のように3人の男性と一緒に来たケースは初めてだという。
また、福建律大法学院の副教授は「婚姻法には一夫一妻制や夫婦が互いに忠誠を尽くすことなどは明記されているが、
未婚の男女に関わる問題には一切触れられていない」とし、ただ本人たちのモラルに頼るだけの現状は、こうしたケースを増加させかねないと警鐘を鳴らしている。
ちなみに、今回の女性は無事に親子鑑定を済ませ、父親だとわかった男性と2人、仲良く手を取り合いながら鑑定所を後にしたとのことだ。
2011年10月18日火曜日
未完成のエレベーター稼働中!!
オフィスや住居など、高い建物では日常的に利用されているエレベーター。
もしエレベーターがなければ毎日階段で上り下りをしなければならず、不便なことこの上ないが、
中国のあるマンションではこのたび、未完成のままのエレベーターを稼働させるハメとなり、住民を悩ませているという。いったいどういうことなのだろうか。
このエレベーターの存在が明らかになったのは、浙江省杭州市大兜路にある20階建てのマンション。
中国紙銭江晩報などによると、このマンションは10年以上前に建てられたマンションで、エレベーターの老朽化に伴い、新しいエレベーターへのリニューアル工事が進められていた。
しかし、リニューアル工事が完了する前に稼働していた古いほうが故障。
未完成の新エレベーターで急場をしのぐことになり、「エレベーター内の各階ボタンが反応しない」「扉がない」状態で稼働することになった。
気になるのはどのように運転されているのかだが、利用者はまず、1階に待機している管理員に希望の階数を伝える。
すると管理員が「3人は20階へ、2人は8階へ」といった具合に管理室で階数を入力。エレベーターは指定された階まで上昇して停止するようになっている。
一方、逆に下降するときには、各階に備え付けられた「お知らせブザー」の音を聞いて乗り場へ行けば、エレベーターに乗れるそうだ。
お年寄りや子どものために、普通よりも停止時間を延ばせるボタンも備え付けられているという。
また、扉がまだ付いていないため、昇降速度はゆっくり。利用者が乗り込む際には、安全を確保するために管理員が必ず「エレベーターの奥に入ってください」と注意するようにしている。
このようになんとか運用されている未完成のエレベーターだが、実際にマンションで暮らす住民の不便さは推して知るべしといったところ。
住民の中には1日の外出回数を減らしたり、安全への不安から子どもだけでは乗せないように配慮する人も多いそうだ。住民にとってはとんだ災難となってしまった。
もしエレベーターがなければ毎日階段で上り下りをしなければならず、不便なことこの上ないが、
中国のあるマンションではこのたび、未完成のままのエレベーターを稼働させるハメとなり、住民を悩ませているという。いったいどういうことなのだろうか。
このエレベーターの存在が明らかになったのは、浙江省杭州市大兜路にある20階建てのマンション。
中国紙銭江晩報などによると、このマンションは10年以上前に建てられたマンションで、エレベーターの老朽化に伴い、新しいエレベーターへのリニューアル工事が進められていた。
しかし、リニューアル工事が完了する前に稼働していた古いほうが故障。
未完成の新エレベーターで急場をしのぐことになり、「エレベーター内の各階ボタンが反応しない」「扉がない」状態で稼働することになった。
気になるのはどのように運転されているのかだが、利用者はまず、1階に待機している管理員に希望の階数を伝える。
すると管理員が「3人は20階へ、2人は8階へ」といった具合に管理室で階数を入力。エレベーターは指定された階まで上昇して停止するようになっている。
一方、逆に下降するときには、各階に備え付けられた「お知らせブザー」の音を聞いて乗り場へ行けば、エレベーターに乗れるそうだ。
お年寄りや子どものために、普通よりも停止時間を延ばせるボタンも備え付けられているという。
また、扉がまだ付いていないため、昇降速度はゆっくり。利用者が乗り込む際には、安全を確保するために管理員が必ず「エレベーターの奥に入ってください」と注意するようにしている。
このようになんとか運用されている未完成のエレベーターだが、実際にマンションで暮らす住民の不便さは推して知るべしといったところ。
住民の中には1日の外出回数を減らしたり、安全への不安から子どもだけでは乗せないように配慮する人も多いそうだ。住民にとってはとんだ災難となってしまった。
2011年10月17日月曜日
足を盗んだ泥棒!?
アメリカのある民家に泥棒が忍び込み、住民の足を盗んでいくという事件が起こりました。
金目の物も盗んでいった上での犯行とのことですが、一体なぜ泥棒はそんな物に目をつけたのでしょうか。
事件の詳細は以下から。
ある日の深夜、オンタリオ州・ウェランドにある男性の自宅に泥棒が侵入し、男性と2人の子どもたちが眠っている間に家を荒らし、
財布や薬、仕事用のかばんなどに手をつけたあげく、男性が普段使用している義足まで盗んでいきました。
被害者の男性は睡眠薬を服用して深い眠りについていたため、泥棒の侵入時には物音にまったく気づくことができませんでしたが、眠る前、確かに取り外した義足を枕元に置いておいたそうです。
そして事件当日の午前2時、異変に気づいた息子に起こされ、すぐに義足が盗まれてしまったことに気付いたとのこと。
男性は14歳のときに列車にひかれて脚の一部を失って以来、ずっと義足で生活をしていましたが、幸い古い義足のスペアを持っていたため、新しい義足を用意するまで満足に歩けないという状況は回避することができました。
義足の価格は決して安くなく、代わりの義足を購入するには約1万ドル(約83万円)もの大金が必要ですが、かといって売って換金できるというようなものではありません。
「義足を盗んだって何にもならない。足を返してもらいたい」と男性は悲痛な訴えを上げています。
義足も金品の内に入ると思っての犯行なのかもしれませんが、一刻も早く男性に義足が戻ることを祈るばかりです。
金目の物も盗んでいった上での犯行とのことですが、一体なぜ泥棒はそんな物に目をつけたのでしょうか。
事件の詳細は以下から。
ある日の深夜、オンタリオ州・ウェランドにある男性の自宅に泥棒が侵入し、男性と2人の子どもたちが眠っている間に家を荒らし、
財布や薬、仕事用のかばんなどに手をつけたあげく、男性が普段使用している義足まで盗んでいきました。
被害者の男性は睡眠薬を服用して深い眠りについていたため、泥棒の侵入時には物音にまったく気づくことができませんでしたが、眠る前、確かに取り外した義足を枕元に置いておいたそうです。
そして事件当日の午前2時、異変に気づいた息子に起こされ、すぐに義足が盗まれてしまったことに気付いたとのこと。
男性は14歳のときに列車にひかれて脚の一部を失って以来、ずっと義足で生活をしていましたが、幸い古い義足のスペアを持っていたため、新しい義足を用意するまで満足に歩けないという状況は回避することができました。
義足の価格は決して安くなく、代わりの義足を購入するには約1万ドル(約83万円)もの大金が必要ですが、かといって売って換金できるというようなものではありません。
「義足を盗んだって何にもならない。足を返してもらいたい」と男性は悲痛な訴えを上げています。
義足も金品の内に入ると思っての犯行なのかもしれませんが、一刻も早く男性に義足が戻ることを祈るばかりです。
2011年10月16日日曜日
一週間後に訪れたら、新居が消滅!!
ごく普通の人にしてみれば、マイホームの購入は“夢”に例えられるほど人生における大きなイベント。
それだけに実際にマイホームを手に入れたとなれば、その喜びはひとしおだろう。
ところが先日米国のある男性に、喜びが一瞬にして吹き飛んでしまうほどの考えられない出来事が降りかかった。
昨年11月に購入したばかりの中古住宅を修理しようと訪れてみると、1週間前まで建っていたはずの家が面影もなく破壊されていたのだ。
実は市から隣の家の解体依頼を受けていた業者が、誤って男性の家も一緒に壊してしまったのだという。
米紙ピッツバーグ・トリビューンレビューによると、悔しく、辛い思いをしたのは、ペンシルバニア州で暮らす40歳のアンドレ・ホールさん。
現在、ピッツバーグ郊外イーストリバティにあるアパートに住んでいる彼は、恋人の女性と5人の子どもたちと一緒に生活するための新居を探し、
昨年11月にピッツバーグ市内の空家を3万1,000ドル(約260万円)で購入した。
5年間人が住んでいなかった家はあちこち修理する必要があり、彼はたびたび新居を訪れては自分で修繕を進めていたそうだ。
順調に作業は進み、年末年始はゆっくり休んだホールさん。ところが、年が明けた1月3日に事件は起きた。
この日1週間ぶりに作業を進めようとやってきた彼の目に飛び込んだのは、形をなくした家の残骸と、解体を行っていた重機の姿。
もうすぐ入居できたはずの家が知らぬ間に壊され、ホールさんはあ然としてしまった。
米放送局CBS系列KSLA-TVなどによると、今回壊された家は以前差し押さえられたことがあり、もともとは解体が予定された物件だったらしい。
そこへホールさんがこの家を購入、数か月以内に家屋を修繕して住み始めることになり、市側は「11月3日に解体を中止するよう」業者へ通知したとされている。
しかし、業者側が隣の家の解体に合わせてホールさんの家もこの日に解体。今回の件について業者側はメディアにコメントを出しておらず、通知の把握も含めて解体に至った経緯は不明のままだ。
市側は、今回の件は「業者側が誤って取り壊した」とコメント。一方のホールさんはピッツバーグに思い入れがあっただけに、失望の気持ちを隠しきれない。
また、「彼らは新しい窓やドアを取りつけたのを見ていたはず」と、人が入居する家だったことは充分把握できたと語ったほか、
建築資材が盗まれた疑惑もあるそうで、解体業者側への不信感が強いようだ。
市側の責任否定と業者の対応拒絶の状態に、ホールさんは「この責任の所在は誰にあるのか」(ピッツバーグ・トリビューンレビュー紙より)とやり場のない怒りを露わにしている。
事情を知ったピッツバーグ市議会議員の1人は「市が業者と話し合う必要がある」(KSLA-TVより)とコメントを出したというが、
彼はこれに「感謝する」としながらも、「助けにならない」と無力感も漂わせた。
早急な業者側の対応が待たれるところだが、新居を失くしたホールさんは当面アパートに住み続けるという。
それだけに実際にマイホームを手に入れたとなれば、その喜びはひとしおだろう。
ところが先日米国のある男性に、喜びが一瞬にして吹き飛んでしまうほどの考えられない出来事が降りかかった。
昨年11月に購入したばかりの中古住宅を修理しようと訪れてみると、1週間前まで建っていたはずの家が面影もなく破壊されていたのだ。
実は市から隣の家の解体依頼を受けていた業者が、誤って男性の家も一緒に壊してしまったのだという。
米紙ピッツバーグ・トリビューンレビューによると、悔しく、辛い思いをしたのは、ペンシルバニア州で暮らす40歳のアンドレ・ホールさん。
現在、ピッツバーグ郊外イーストリバティにあるアパートに住んでいる彼は、恋人の女性と5人の子どもたちと一緒に生活するための新居を探し、
昨年11月にピッツバーグ市内の空家を3万1,000ドル(約260万円)で購入した。
5年間人が住んでいなかった家はあちこち修理する必要があり、彼はたびたび新居を訪れては自分で修繕を進めていたそうだ。
順調に作業は進み、年末年始はゆっくり休んだホールさん。ところが、年が明けた1月3日に事件は起きた。
この日1週間ぶりに作業を進めようとやってきた彼の目に飛び込んだのは、形をなくした家の残骸と、解体を行っていた重機の姿。
もうすぐ入居できたはずの家が知らぬ間に壊され、ホールさんはあ然としてしまった。
米放送局CBS系列KSLA-TVなどによると、今回壊された家は以前差し押さえられたことがあり、もともとは解体が予定された物件だったらしい。
そこへホールさんがこの家を購入、数か月以内に家屋を修繕して住み始めることになり、市側は「11月3日に解体を中止するよう」業者へ通知したとされている。
しかし、業者側が隣の家の解体に合わせてホールさんの家もこの日に解体。今回の件について業者側はメディアにコメントを出しておらず、通知の把握も含めて解体に至った経緯は不明のままだ。
市側は、今回の件は「業者側が誤って取り壊した」とコメント。一方のホールさんはピッツバーグに思い入れがあっただけに、失望の気持ちを隠しきれない。
また、「彼らは新しい窓やドアを取りつけたのを見ていたはず」と、人が入居する家だったことは充分把握できたと語ったほか、
建築資材が盗まれた疑惑もあるそうで、解体業者側への不信感が強いようだ。
市側の責任否定と業者の対応拒絶の状態に、ホールさんは「この責任の所在は誰にあるのか」(ピッツバーグ・トリビューンレビュー紙より)とやり場のない怒りを露わにしている。
事情を知ったピッツバーグ市議会議員の1人は「市が業者と話し合う必要がある」(KSLA-TVより)とコメントを出したというが、
彼はこれに「感謝する」としながらも、「助けにならない」と無力感も漂わせた。
早急な業者側の対応が待たれるところだが、新居を失くしたホールさんは当面アパートに住み続けるという。
2011年10月15日土曜日
非正規社員の男性の収入は
雇用者の約35%は非正規の職員・従業員
「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果の要約」(総務省平成23年2月21日発表)によると、
平成22年平均の雇用者(役員を除く)数は5,111万人。正規の職員・従業員(以下「正社員」とする)が3,335万人で前年より25万人も減少しました。
それに対し、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員などの非正規の職員・従業員(以下「非正社員」とする)は1,755万人で前年より34万人増加しています。
男女別では、男性は18.9%、女性は53.8%で、共に0.5%アップしました。非正社員の内訳は下記の通りです。
・パート・アルバイト ・・・・・・・1192 万人(39万人増加、うち女性は30 万人増加)
・契約社員・嘱託 ・・・・・・・・ 330 万人(9万人増加)
・労働者派遣事業所の派遣社員・・・ 96 万人(12 万人減少)
平成22年平均の非正社員の雇用契約期間は、「常勤」(雇用契約期間が1年超えまたは期間の定めのない者)が991万人で前年より32万人増加しました。
非正社員でありながら「常勤」の人は8年間で298万人も増加しています。一方、「臨時雇・日雇」は739万人でほぼ横ばいで推移しています。
非正社員が雇用者に占める割合は、平成14年以降で最高の34.3%となり、企業が雇用を絞り込み、非正社員を調整弁に使う傾向が鮮明になっています。
非正社員の賃金は正社員の70%程度
増加の一途をたどる非正社員の賃金は、正社員とどの程度違うのでしょうか。「平成22年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」
(厚生労働省 平成23年2月21日発表)によると、企業の規模により若干異なりますが、男女共に正社員の70%前後となっています。
【雇用形態・企業規模別賃金】
<男性> 正社員 非正社員
大企業 39.5万円 25.7万円(65%)
中企業 32.8万円 22.0万円(67%)
小企業 29.2万円 21.2万円(73%)
<女性>
大企業 27.7万円 18.4万円(66%)
中企業 24.6万円 17.1万円(69%)
小企業 21.8万円 15.8万円(73%)
*( )内は正社員を100とした時の割合
非正社員の年収200万円未満は59%
正社員・非正社員の賃金を年齢階級別に見ると、20歳前半の男性の賃金は、正社員が約20万円に対し非正社員は約17万円(正社員の85%)で、それほどの差は感じません。
しかし年齢が高くなるに従って差は広がり、40歳代後半から50歳代前半では正社員が42万円程度に対して非正社員は24万円程度、正社員の賃金の56%にとどまります。
非正社員の女性の賃金は、30歳代をピークに年齢が高くなるに従って賃金は下がり、全年齢で20万円を超えることはありません。
仕事からの年間収入階級別の雇用者数をみると、男性の正社員は500万円~699万円が一番多く20.9%、次いで300万~399万円が20.2%です。
それに対し非正社員は300万円未満が約80%(うち200万円未満は59.1%)、500万円以上は6%しかいません。
女性の正社員は200万円~299万円が28%、次いで100万~199万円(20.6%)、300万~399万円(20.0%)と続きます。
それに対し非正社員は、100万円未満が圧倒的に多く49.2%を占め、次いで100万~199万円が39.9%。200万円未満が84%を占めています。
30~40歳代に未婚の男女が増えており、その理由に不安定な雇用による「経済力不足」と「将来に対する不安」が挙げられています。
それを裏付けるような「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果の要約」になりました。現在正社員であっても、将来非正社員になる可能性がないわけではありません。
正社員と非正社員との賃金を含む待遇格差を是正する動きに対して、関心を持つ必要があるようです。
「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果の要約」(総務省平成23年2月21日発表)によると、
平成22年平均の雇用者(役員を除く)数は5,111万人。正規の職員・従業員(以下「正社員」とする)が3,335万人で前年より25万人も減少しました。
それに対し、パート・アルバイト、契約社員、派遣社員などの非正規の職員・従業員(以下「非正社員」とする)は1,755万人で前年より34万人増加しています。
男女別では、男性は18.9%、女性は53.8%で、共に0.5%アップしました。非正社員の内訳は下記の通りです。
・パート・アルバイト ・・・・・・・1192 万人(39万人増加、うち女性は30 万人増加)
・契約社員・嘱託 ・・・・・・・・ 330 万人(9万人増加)
・労働者派遣事業所の派遣社員・・・ 96 万人(12 万人減少)
平成22年平均の非正社員の雇用契約期間は、「常勤」(雇用契約期間が1年超えまたは期間の定めのない者)が991万人で前年より32万人増加しました。
非正社員でありながら「常勤」の人は8年間で298万人も増加しています。一方、「臨時雇・日雇」は739万人でほぼ横ばいで推移しています。
非正社員が雇用者に占める割合は、平成14年以降で最高の34.3%となり、企業が雇用を絞り込み、非正社員を調整弁に使う傾向が鮮明になっています。
非正社員の賃金は正社員の70%程度
増加の一途をたどる非正社員の賃金は、正社員とどの程度違うのでしょうか。「平成22年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」
(厚生労働省 平成23年2月21日発表)によると、企業の規模により若干異なりますが、男女共に正社員の70%前後となっています。
【雇用形態・企業規模別賃金】
<男性> 正社員 非正社員
大企業 39.5万円 25.7万円(65%)
中企業 32.8万円 22.0万円(67%)
小企業 29.2万円 21.2万円(73%)
<女性>
大企業 27.7万円 18.4万円(66%)
中企業 24.6万円 17.1万円(69%)
小企業 21.8万円 15.8万円(73%)
*( )内は正社員を100とした時の割合
非正社員の年収200万円未満は59%
正社員・非正社員の賃金を年齢階級別に見ると、20歳前半の男性の賃金は、正社員が約20万円に対し非正社員は約17万円(正社員の85%)で、それほどの差は感じません。
しかし年齢が高くなるに従って差は広がり、40歳代後半から50歳代前半では正社員が42万円程度に対して非正社員は24万円程度、正社員の賃金の56%にとどまります。
非正社員の女性の賃金は、30歳代をピークに年齢が高くなるに従って賃金は下がり、全年齢で20万円を超えることはありません。
仕事からの年間収入階級別の雇用者数をみると、男性の正社員は500万円~699万円が一番多く20.9%、次いで300万~399万円が20.2%です。
それに対し非正社員は300万円未満が約80%(うち200万円未満は59.1%)、500万円以上は6%しかいません。
女性の正社員は200万円~299万円が28%、次いで100万~199万円(20.6%)、300万~399万円(20.0%)と続きます。
それに対し非正社員は、100万円未満が圧倒的に多く49.2%を占め、次いで100万~199万円が39.9%。200万円未満が84%を占めています。
30~40歳代に未婚の男女が増えており、その理由に不安定な雇用による「経済力不足」と「将来に対する不安」が挙げられています。
それを裏付けるような「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果の要約」になりました。現在正社員であっても、将来非正社員になる可能性がないわけではありません。
正社員と非正社員との賃金を含む待遇格差を是正する動きに対して、関心を持つ必要があるようです。
2011年10月14日金曜日
アニメなどの「元ネタは知らないがよく見る言い回し」ランキング
SNSや2ちゃんねる、Twitterでは、まるでことわざか何かのように決まった言い回しを目にすることがあります。
例えば、何かをお願いされた時に「だが断る」、驚いたときに「何…だと…?」など、その内容は多種多彩。
これらの多くは漫画やアニメ、小説、映画などを出典としていますが、中には周りの人が使っているから覚えたけれど、肝心の元ネタは知らないままでいる人もいるかもしれません。
gooランキングで、そのような「元ネタは知らないがよく見る言い回しランキング」が発表されていました。元ネタを知っている人からすれば「なぜこれが上位に来るんだ!」というようなランキングになっているかも……。
詳細は以下から。
元ネタは知らないが、ネットで見かける言い回しランキング - ネットランキング - goo ランキング
◆第1位:真実はいつもひとつ(名探偵コナン)
名探偵コナンの主人公・江戸川コナンが発するセリフですが、本編中で何度も言われているというわけではなく、アニメ化された際の最初期のオープニングナレーションに含まれていたフレーズです。
ナレーションのリニューアルによってこのフレーズのあった部分は「たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。その名は名探偵コナン!」に変更されていますが、こちらであればすぐにコナンだとみんなわかるのかもしれません。
ちなみに「探偵オペラミルキィホームズ」のアニメ版OPテーマ曲は「正解はひとつ!じゃない!!」で、なにやらこのフレーズを連想させるものがあります。
◆第2位:あきらめたらそこで試合終了だよ(スラムダンク)
かつて日本にバスケットボールブームが巻き起こったのはこの作品の影響で間違いない、井上雄彦の「スラムダンク」。
ジャンプ黄金期の連載作品ということもあり、知っている人はかなり多いと思いますが、その中での安西先生のセリフが第2位にランクイン。
すでに敗色濃厚な湘北は主人公の桜木花道をはじめみんなが負けると思っていましたが、ただ一人、安西先生だけは勝てると信じていました。
そこで出たのが「私だけかね?まだ勝てると思っているのは……あきらめる?あきらめたらそこで試合終了ですよ?」というセリフでした。
くじけそうなとき、このセリフが支えになったという人もいるのではないでしょうか。
◆第3位:逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ(新世紀エヴァンゲリオン)
90年代に社会現象を巻き起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公・碇シンジのセリフ「逃げちゃダメだ」。
数年間会っていなかった父親の呼び出しは「エヴァンゲリオンのパイロットになれ」というもので、一度は断るシンジでしたが、代わりに運ばれてきた綾波レイの包帯姿を見てこのセリフを繰り返し、パイロットになることを決意します。
テレビ版ではこのセリフに代表されるように内向的で消極的な性格だったこともあり、あまり評判のいい主人公ではありませんでしたが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版では性格がもう少し積極的になっています。
◆第4位:だが断る(ジョジョの奇妙な冒険)
ジョジョの奇妙な冒険 第4部に登場する岸辺露伴のセリフ。このあとに「この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ」と続きます。
ターゲットをどこまでも追跡し体内に侵入して養分を吸い取ってしまうという強敵「ハイウェイ・スター」の罠にかかった露伴は、東方仗助を呼び出せば命は助けてやると甘い言葉を受け、一度は交渉に乗るかのように見せかけておいてこのセリフでスパッと断ります。
ちなみに、後ろに感嘆符などはつきません。
◆第5位:見ろ、○○がゴミのようだ(天空の城ラピュタ)
2年に1回ぐらいのペースでテレビ放映されるスタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」からは、ムスカの「見ろ、人がゴミのようだ」がランクイン。
軍と協力してラピュタにやってきたムスカですが、ラピュタに到達すると手の平を返して将軍たちを城から落としてしまいます。その時に発したのがこのセリフ。
人込みを見下ろしたとき、思わずこのセリフを心の中でつぶやいている人がきっといるはず。
◆第6位:あえて言おう、○○であると(機動戦士ガンダム)
機動戦士ガンダムに登場するジオン公国のギレン・ザビ総帥による演説の中の一文。不利な戦況を逆転すべく、ジオン軍は最終兵器ソーラ・レイを使って地球連邦軍宇宙艦隊の30%を消滅させます。
この攻撃ののち、ギレンはソーラ・レイによって打撃を受けた地球連邦軍を「形骸である」と断言し、さらに「あえて言おう、カスであると」と言い切りました。
このとき、ソーラ・レイを別の照準コースで発射していれば連邦軍艦隊のほとんどを撃破することも可能でしたが、ギレンは和平のために連邦軍艦隊に赴いていた父・デギンの暗殺を優先したため、のちに妹であるキシリアによって自身が暗殺されることになります。
◆第7位:考えるな、感じるんだ(燃えよドラゴン)
1973年に公開されたブルース・リー主演映画で、世界的大ヒットとなった「燃えよドラゴン」。
このオープニングで、少年と手合わせしたリーが言ったセリフが「Don't think. FEEL(考えるな、感じろ)」です。
この映画のおかげでブルース・リー、そしてカンフーが世界的に知られることになりましたが、中国では前作ほどにはヒットしなかったそうです。
◆第8位:何…だと…?(BLEACH)
週刊少年ジャンプに連載されている久保帯人の「BLEACH」で、その一言でどのマンガかわかるようなフレーズを挙げろと言われると「卍解」「ド ン」とこの「何…だと…?」が出るのではないでしょうか。
ブログ「ToLOVEる☆LOVE」が過去に出てきた「何…だと…?」をまとめた記事「「何…だと…?」まとめ…だと…?」によると、単行本1巻から40巻までの間に57回登場、「○○だと?」という形だと134回登場していたとのこと。
「何だ…」などはカウントされていないらしいので、類似するものをあわせるともっと多いということに……。
◆第9位:大丈夫だ、問題ない(エルシャダイ)
4月28日に発売されるゲーム「エルシャダイ」が元ネタ。
ゲームショウ前に発表されたトレーラー映像が話題となって、「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」というやりとりがブレイクしました。
第18位には同じトレーラーから「一番いいのを頼む」が入っています。
◆第10位:その発想はなかった(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!)
近年、日本テレビ系列の年越しスペシャルを担当している「ガキ使」には数々の人気キャラクターがいますが、その中の一人「板尾の嫁」が発したセリフがコレ。
このキャラクターは板尾創路の嫁という設定で外国人女性が演じており、番組に乱入してはギャラをせびったりいちゃもんをつけたりするというもの。ちなみに、板尾は実際に既婚者ですが嫁は普通の日本人。
◆第11位:笑えばいいと思うよ(新世紀エヴァンゲリオン)
強力なA.T.フィールドを持ち並の攻撃では倒せない第五使徒ラミエルを倒すため、長距離からポジトロン・スナイパー・ライフルで初号機が狙撃、その間にラミエルが攻撃してきた場合は零号機が盾で防ぐことになります。
作戦は初撃こそ外すものの、二発目で使徒を倒すことに成功。しかし、零号機はラミエルの加粒子砲の直撃を数秒にわたって受けることになり、シンジは慌ててレイを救出に向かいます。
無事生きていたレイの姿に涙をこぼすシンジでしたが、レイは「ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいかわからないの」と告げます。そこでシンジが言ったのが冒頭のセリフ。
どうしていいのかわからない、とツイートしている人にこの言葉を返すといいのかもしれません。
◆第12位:○○でゲソ(侵略!イカ娘)
週刊少年チャンピオン連載のマンガ(作:安部真弘)で、2010年秋にはアニメ化もされた「侵略!イカ娘」。
その主人公であるイカ娘が語尾につけるのがこの「○○でゲソ」と、第15位に入っている「○○じゃなイカ」。語尾につけるだけというお手軽さから、あちこちで使われているようです。
◆第13位:てめえらの血は何色だー!(北斗の拳)
「北斗の拳」に登場する南斗水鳥拳の使い手・レイが、拳王軍に捕まって焼けた鉄板の上を渡らされそうになっっていたリンを助けた際に言ったのがこのセリフです。
◆第14位:もうやめて! ○○のライフはゼロよ!(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」で、かつて武藤遊戯に破れた羽蛾はその復讐戦で幾度も卑劣な攻撃を仕掛けたことで、
遊戯のもう一つの人格(もう一人のボク)の怒りを買い、狂戦士の魂(バーサーカーソウル)を使用して羽蛾をオーバーキル。2度目の攻撃で倒したにもかかわらず、上記のセリフで杏子が止めるまで、合計7度の攻撃を加えました。
第19位の「まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ」と合わせ、そのインパクトは強く、ニコニコ動画では数多くのMAD動画が製作されました。
◆第15位:○○じゃなイカ(侵略!イカ娘)
◆第16位:まだだ、まだ終わらんよ(機動戦士Ζガンダム)
ガンダムシリーズ屈指のライバルキャラであるシャア・アズナブルは、Zガンダムにおいてはクワトロ・バジーナを名乗り、主人公カミーユらと共闘します。
その最終回、ティターンズ艦隊を攻撃するためのコロニーレーザーを防衛するため、クワトロはパプテマス・シロッコ、そしてハマーン・カーンの攻撃を受けることになります。
シロッコはジ・O、ハマーンはキュベレイとそれぞれ強力なMSを駆る中、クワトロは決して性能が高いとは言えない百式で奮戦、かろうじて2人を退けてコロニーレーザーの防衛に成功します。
このとき、攻撃を受けつつ言ったのが「まだだ、まだ終わらんよ」。同作の中でもよく知られているセリフのひとつです。
◆第17位:ただの人間には興味ありません(涼宮ハルヒの憂鬱)
「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」と続く自己紹介をやってのけたのは「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ。
同作品はこの自己紹介の通り、ハルヒが変わったことを求めて周囲の人間を振り回す“非日常系”学園ストーリー。
実は、ハルヒが結成した「SOS団」の団員は語り手であるキョンを除けば未来人(朝比奈みくる)、宇宙人(対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース:長門有希)、超能力者(古泉一樹)ということで一通り揃っているのですが、ハルヒ自身は全く気付いていません。
しかしこの言い回し、それほど多用されているのでしょうか……。
◆第18位:一番いいのを頼む(エルシャダイ)
◆第19位:○○は正義(苺ましまろ)
「かわいいは、正義!」は、月刊コミック電撃大王連載の「苺ましまろ」のキャッチコピー。2005年のテレビアニメ化のときにも使用されました。
◆第19位:まだ俺の○○は終了してないぜ(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
このランキングは2010年12月20日から21日にgooが調べたもの。有効回答数は1128名で、男性が34.6%、女性が65.4%。モニター年代は30代・40代が中心でした。あまり週刊少年誌やアニメを見ない層が含まれていることを考えると、この結果も納得です。
もし日本のネットユーザー全体から回答を得られたら、どのようなものが上位に来るのでしょうか。
例えば、何かをお願いされた時に「だが断る」、驚いたときに「何…だと…?」など、その内容は多種多彩。
これらの多くは漫画やアニメ、小説、映画などを出典としていますが、中には周りの人が使っているから覚えたけれど、肝心の元ネタは知らないままでいる人もいるかもしれません。
gooランキングで、そのような「元ネタは知らないがよく見る言い回しランキング」が発表されていました。元ネタを知っている人からすれば「なぜこれが上位に来るんだ!」というようなランキングになっているかも……。
詳細は以下から。
元ネタは知らないが、ネットで見かける言い回しランキング - ネットランキング - goo ランキング
◆第1位:真実はいつもひとつ(名探偵コナン)
名探偵コナンの主人公・江戸川コナンが発するセリフですが、本編中で何度も言われているというわけではなく、アニメ化された際の最初期のオープニングナレーションに含まれていたフレーズです。
ナレーションのリニューアルによってこのフレーズのあった部分は「たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。その名は名探偵コナン!」に変更されていますが、こちらであればすぐにコナンだとみんなわかるのかもしれません。
ちなみに「探偵オペラミルキィホームズ」のアニメ版OPテーマ曲は「正解はひとつ!じゃない!!」で、なにやらこのフレーズを連想させるものがあります。
◆第2位:あきらめたらそこで試合終了だよ(スラムダンク)
かつて日本にバスケットボールブームが巻き起こったのはこの作品の影響で間違いない、井上雄彦の「スラムダンク」。
ジャンプ黄金期の連載作品ということもあり、知っている人はかなり多いと思いますが、その中での安西先生のセリフが第2位にランクイン。
すでに敗色濃厚な湘北は主人公の桜木花道をはじめみんなが負けると思っていましたが、ただ一人、安西先生だけは勝てると信じていました。
そこで出たのが「私だけかね?まだ勝てると思っているのは……あきらめる?あきらめたらそこで試合終了ですよ?」というセリフでした。
くじけそうなとき、このセリフが支えになったという人もいるのではないでしょうか。
◆第3位:逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ(新世紀エヴァンゲリオン)
90年代に社会現象を巻き起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公・碇シンジのセリフ「逃げちゃダメだ」。
数年間会っていなかった父親の呼び出しは「エヴァンゲリオンのパイロットになれ」というもので、一度は断るシンジでしたが、代わりに運ばれてきた綾波レイの包帯姿を見てこのセリフを繰り返し、パイロットになることを決意します。
テレビ版ではこのセリフに代表されるように内向的で消極的な性格だったこともあり、あまり評判のいい主人公ではありませんでしたが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版では性格がもう少し積極的になっています。
◆第4位:だが断る(ジョジョの奇妙な冒険)
ジョジョの奇妙な冒険 第4部に登場する岸辺露伴のセリフ。このあとに「この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ」と続きます。
ターゲットをどこまでも追跡し体内に侵入して養分を吸い取ってしまうという強敵「ハイウェイ・スター」の罠にかかった露伴は、東方仗助を呼び出せば命は助けてやると甘い言葉を受け、一度は交渉に乗るかのように見せかけておいてこのセリフでスパッと断ります。
ちなみに、後ろに感嘆符などはつきません。
◆第5位:見ろ、○○がゴミのようだ(天空の城ラピュタ)
2年に1回ぐらいのペースでテレビ放映されるスタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」からは、ムスカの「見ろ、人がゴミのようだ」がランクイン。
軍と協力してラピュタにやってきたムスカですが、ラピュタに到達すると手の平を返して将軍たちを城から落としてしまいます。その時に発したのがこのセリフ。
人込みを見下ろしたとき、思わずこのセリフを心の中でつぶやいている人がきっといるはず。
◆第6位:あえて言おう、○○であると(機動戦士ガンダム)
機動戦士ガンダムに登場するジオン公国のギレン・ザビ総帥による演説の中の一文。不利な戦況を逆転すべく、ジオン軍は最終兵器ソーラ・レイを使って地球連邦軍宇宙艦隊の30%を消滅させます。
この攻撃ののち、ギレンはソーラ・レイによって打撃を受けた地球連邦軍を「形骸である」と断言し、さらに「あえて言おう、カスであると」と言い切りました。
このとき、ソーラ・レイを別の照準コースで発射していれば連邦軍艦隊のほとんどを撃破することも可能でしたが、ギレンは和平のために連邦軍艦隊に赴いていた父・デギンの暗殺を優先したため、のちに妹であるキシリアによって自身が暗殺されることになります。
◆第7位:考えるな、感じるんだ(燃えよドラゴン)
1973年に公開されたブルース・リー主演映画で、世界的大ヒットとなった「燃えよドラゴン」。
このオープニングで、少年と手合わせしたリーが言ったセリフが「Don't think. FEEL(考えるな、感じろ)」です。
この映画のおかげでブルース・リー、そしてカンフーが世界的に知られることになりましたが、中国では前作ほどにはヒットしなかったそうです。
◆第8位:何…だと…?(BLEACH)
週刊少年ジャンプに連載されている久保帯人の「BLEACH」で、その一言でどのマンガかわかるようなフレーズを挙げろと言われると「卍解」「ド ン」とこの「何…だと…?」が出るのではないでしょうか。
ブログ「ToLOVEる☆LOVE」が過去に出てきた「何…だと…?」をまとめた記事「「何…だと…?」まとめ…だと…?」によると、単行本1巻から40巻までの間に57回登場、「○○だと?」という形だと134回登場していたとのこと。
「何だ…」などはカウントされていないらしいので、類似するものをあわせるともっと多いということに……。
◆第9位:大丈夫だ、問題ない(エルシャダイ)
4月28日に発売されるゲーム「エルシャダイ」が元ネタ。
ゲームショウ前に発表されたトレーラー映像が話題となって、「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」というやりとりがブレイクしました。
第18位には同じトレーラーから「一番いいのを頼む」が入っています。
◆第10位:その発想はなかった(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!)
近年、日本テレビ系列の年越しスペシャルを担当している「ガキ使」には数々の人気キャラクターがいますが、その中の一人「板尾の嫁」が発したセリフがコレ。
このキャラクターは板尾創路の嫁という設定で外国人女性が演じており、番組に乱入してはギャラをせびったりいちゃもんをつけたりするというもの。ちなみに、板尾は実際に既婚者ですが嫁は普通の日本人。
◆第11位:笑えばいいと思うよ(新世紀エヴァンゲリオン)
強力なA.T.フィールドを持ち並の攻撃では倒せない第五使徒ラミエルを倒すため、長距離からポジトロン・スナイパー・ライフルで初号機が狙撃、その間にラミエルが攻撃してきた場合は零号機が盾で防ぐことになります。
作戦は初撃こそ外すものの、二発目で使徒を倒すことに成功。しかし、零号機はラミエルの加粒子砲の直撃を数秒にわたって受けることになり、シンジは慌ててレイを救出に向かいます。
無事生きていたレイの姿に涙をこぼすシンジでしたが、レイは「ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいかわからないの」と告げます。そこでシンジが言ったのが冒頭のセリフ。
どうしていいのかわからない、とツイートしている人にこの言葉を返すといいのかもしれません。
◆第12位:○○でゲソ(侵略!イカ娘)
週刊少年チャンピオン連載のマンガ(作:安部真弘)で、2010年秋にはアニメ化もされた「侵略!イカ娘」。
その主人公であるイカ娘が語尾につけるのがこの「○○でゲソ」と、第15位に入っている「○○じゃなイカ」。語尾につけるだけというお手軽さから、あちこちで使われているようです。
◆第13位:てめえらの血は何色だー!(北斗の拳)
「北斗の拳」に登場する南斗水鳥拳の使い手・レイが、拳王軍に捕まって焼けた鉄板の上を渡らされそうになっっていたリンを助けた際に言ったのがこのセリフです。
◆第14位:もうやめて! ○○のライフはゼロよ!(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」で、かつて武藤遊戯に破れた羽蛾はその復讐戦で幾度も卑劣な攻撃を仕掛けたことで、
遊戯のもう一つの人格(もう一人のボク)の怒りを買い、狂戦士の魂(バーサーカーソウル)を使用して羽蛾をオーバーキル。2度目の攻撃で倒したにもかかわらず、上記のセリフで杏子が止めるまで、合計7度の攻撃を加えました。
第19位の「まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ」と合わせ、そのインパクトは強く、ニコニコ動画では数多くのMAD動画が製作されました。
◆第15位:○○じゃなイカ(侵略!イカ娘)
◆第16位:まだだ、まだ終わらんよ(機動戦士Ζガンダム)
ガンダムシリーズ屈指のライバルキャラであるシャア・アズナブルは、Zガンダムにおいてはクワトロ・バジーナを名乗り、主人公カミーユらと共闘します。
その最終回、ティターンズ艦隊を攻撃するためのコロニーレーザーを防衛するため、クワトロはパプテマス・シロッコ、そしてハマーン・カーンの攻撃を受けることになります。
シロッコはジ・O、ハマーンはキュベレイとそれぞれ強力なMSを駆る中、クワトロは決して性能が高いとは言えない百式で奮戦、かろうじて2人を退けてコロニーレーザーの防衛に成功します。
このとき、攻撃を受けつつ言ったのが「まだだ、まだ終わらんよ」。同作の中でもよく知られているセリフのひとつです。
◆第17位:ただの人間には興味ありません(涼宮ハルヒの憂鬱)
「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」と続く自己紹介をやってのけたのは「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ。
同作品はこの自己紹介の通り、ハルヒが変わったことを求めて周囲の人間を振り回す“非日常系”学園ストーリー。
実は、ハルヒが結成した「SOS団」の団員は語り手であるキョンを除けば未来人(朝比奈みくる)、宇宙人(対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース:長門有希)、超能力者(古泉一樹)ということで一通り揃っているのですが、ハルヒ自身は全く気付いていません。
しかしこの言い回し、それほど多用されているのでしょうか……。
◆第18位:一番いいのを頼む(エルシャダイ)
◆第19位:○○は正義(苺ましまろ)
「かわいいは、正義!」は、月刊コミック電撃大王連載の「苺ましまろ」のキャッチコピー。2005年のテレビアニメ化のときにも使用されました。
◆第19位:まだ俺の○○は終了してないぜ(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
このランキングは2010年12月20日から21日にgooが調べたもの。有効回答数は1128名で、男性が34.6%、女性が65.4%。モニター年代は30代・40代が中心でした。あまり週刊少年誌やアニメを見ない層が含まれていることを考えると、この結果も納得です。
もし日本のネットユーザー全体から回答を得られたら、どのようなものが上位に来るのでしょうか。
2011年10月13日木曜日
子供が好きな野菜・嫌いな野菜
昔から「嫌いな食べ物」として名前が上がることが多い野菜たち。
体に良いことは理解しつつも、どうしてもその味になじめず、特に食事の選択に自由が利かなかった子どもの頃に苦労したという人も多いのではないだろうか。
そんな野菜たちは、現代の子どもにはどのように受け入れられ、嫌われているのか。
バンダイは8月31日の「野菜の日」に向けて、「お子様の好きな野菜、嫌いな野菜は何ですか?」とのテーマでアンケート調査を実施した。
この調査は3歳から12歳の子どもを持つ保護者1,500人(男の子の保護者750人、女の子の保護者750人)を対象に行われたもの(※雑誌、新聞、ネットでのアンケート付きプレゼント企画応募者よりランダム抽出)。
まず、「子どもが好きな野菜」についてたずねたところ、男女総合トップは「トマト」(27.2%)だった。男女別でも「トマト」はそれぞれの1位となっており、ダントツの人気を獲得していることがわかる。
総合2位以下は「きゅうり」(19.3%)、「にんじん」(17.6%)、「じゃがいも」(13.9%)、「ブロッコリー」(9.1%)、「キャベツ」(6.9%)と続いた。
一方の「子どもが嫌いな野菜」は、男女総合では「ピーマン」(27.0%)がトップに。男女別でもやはり2位に大差を付けて「ピーマン」が1位となっており、圧倒的に嫌われてしまっているようだ。
総合2位以下は「トマト」(13.0%)、「なす」(12.3%)、「きのこ類(主にしいたけ)」(7.8%)、「ネギ」(7.1%)、「にんじん」(6.7%)と続いた。
好き・嫌いで特徴的なのは、「トマト」が好きな野菜の1位であると同時に、嫌いな野菜の2位になっていること。
好きな理由としては「トマト独特の甘みが果物を連想させる」との声が寄せられているが、嫌いな理由としては「中から、プチュッと出てくるのを嫌がる」といった、食感が苦手だという子どもが多いようだ。
こうした結果について、野菜ソムリエのKAORU氏は「好きな野菜のトマトやにんじんは、品種改良などえ甘さを追及したものが多く出回り、
ジュースなどの加工品も増えていることが人気の一因と思われます」「味覚や未発達な子どもは、ピーマンやなすなどの苦みや青臭さ、独特の食感により苦手意識を持ってしまいがちです」と分析。
そして「なぜその野菜が体に必要なのかを伝え、切り方や調理法を変えたり、好きな食材や調味料と組合せるなど、親が工夫をしてサポートしてあげましょう。
“嫌い”を克服すると、喜びや達成感が生まれ、子どもの心の成長にもつながります」とアドバイスを送っている。
体に良いことは理解しつつも、どうしてもその味になじめず、特に食事の選択に自由が利かなかった子どもの頃に苦労したという人も多いのではないだろうか。
そんな野菜たちは、現代の子どもにはどのように受け入れられ、嫌われているのか。
バンダイは8月31日の「野菜の日」に向けて、「お子様の好きな野菜、嫌いな野菜は何ですか?」とのテーマでアンケート調査を実施した。
この調査は3歳から12歳の子どもを持つ保護者1,500人(男の子の保護者750人、女の子の保護者750人)を対象に行われたもの(※雑誌、新聞、ネットでのアンケート付きプレゼント企画応募者よりランダム抽出)。
まず、「子どもが好きな野菜」についてたずねたところ、男女総合トップは「トマト」(27.2%)だった。男女別でも「トマト」はそれぞれの1位となっており、ダントツの人気を獲得していることがわかる。
総合2位以下は「きゅうり」(19.3%)、「にんじん」(17.6%)、「じゃがいも」(13.9%)、「ブロッコリー」(9.1%)、「キャベツ」(6.9%)と続いた。
一方の「子どもが嫌いな野菜」は、男女総合では「ピーマン」(27.0%)がトップに。男女別でもやはり2位に大差を付けて「ピーマン」が1位となっており、圧倒的に嫌われてしまっているようだ。
総合2位以下は「トマト」(13.0%)、「なす」(12.3%)、「きのこ類(主にしいたけ)」(7.8%)、「ネギ」(7.1%)、「にんじん」(6.7%)と続いた。
好き・嫌いで特徴的なのは、「トマト」が好きな野菜の1位であると同時に、嫌いな野菜の2位になっていること。
好きな理由としては「トマト独特の甘みが果物を連想させる」との声が寄せられているが、嫌いな理由としては「中から、プチュッと出てくるのを嫌がる」といった、食感が苦手だという子どもが多いようだ。
こうした結果について、野菜ソムリエのKAORU氏は「好きな野菜のトマトやにんじんは、品種改良などえ甘さを追及したものが多く出回り、
ジュースなどの加工品も増えていることが人気の一因と思われます」「味覚や未発達な子どもは、ピーマンやなすなどの苦みや青臭さ、独特の食感により苦手意識を持ってしまいがちです」と分析。
そして「なぜその野菜が体に必要なのかを伝え、切り方や調理法を変えたり、好きな食材や調味料と組合せるなど、親が工夫をしてサポートしてあげましょう。
“嫌い”を克服すると、喜びや達成感が生まれ、子どもの心の成長にもつながります」とアドバイスを送っている。
2011年10月12日水曜日
40代で目指した騎手の夢が叶う
その大小に関わらず夢を叶えようと思ったら、自ら動き出さなければ決して実現することはない。
何もせずに諦める前に、強い気持ちを持って1つずつハードルを乗り越えていけば、その分だけ実現への道が開かれていくはずだ。
現在50歳の英国のある男性は今から3年前、普通に考えれば無茶だと思われるような夢を妻との会話をきっかけに追い始め、
40代後半にして見事に実現させた。その夢は「ジョッキーになりたい」というもの。
当時、体重は約100キロと大柄な体格だったものの、夢を叶えるためにダイエットや練習に励み、ジョッキーとしてレースに騎乗するという悲願を達成したそうだ。
少し前の出来事だが、昨年この体験をまとめた書籍が出版されたことを受け、英メディアを中心に話題を呼んでいる。
この男性は英国で雑誌記者をしているドミニク・プリンスさん。その道30年のキャリアを持つベテラン記者の彼は、現在フードライターの妻と、13歳の息子と10歳の娘を持つ良きパパだ。
英紙ガーディアンやデイリー・メールなどによると、13歳のときに馬の素晴らしさを知り、病気になった父への悲しみを癒してもらったという経験を持つプリンスさん。
しかし28歳のときにアイルランドで乗馬をしていた際に、乗っていた馬が壁を飛び越えようとして失敗、大ケガを負ってしまう。
この事故にショックを受けた彼は、その日を「馬に乗る最後の日」(英紙デイリー・メールより)と心に決めた。
以来、馬に乗らなくなった彼は、日ごろの生活習慣が大きく影響してみるみる肥大化。
運動嫌いで酒やタバコは大好き、さらにはフードライターをこなす愛妻の料理を食べ続けた結果、身長約177センチの彼の体は、体重約105キロまで成長した。
そして迎えた3年前の誕生日。すっかり太ってしまった夫が肥満の影響で病気になるのではないかと心配した妻は、
「私のために痩せられないというなら、何のためなら痩せられるの」と体の話を切り出した。すると彼は、「また馬に乗るために痩せる」と宣言。
これに妻は当初ただの乗馬だと思っていたようで、その表情はプリンスさんの目には「不服そうに見えた」という。
しかし、彼が目指したのは乗馬ではなく、「馬に乗ってレースに出ること」。
これは乗馬を辞めたときに心残りだった夢のひとつで、話を聞いた妻は態度を一変させ、夫のチャレンジを応援することになった。
そこからプリンスさんのダイエット生活がスタート。
目標の体重はアマチュアレースに出場するための上限約76キロで、1か月に3キロずつ減らし、2008年9月までに目標へ到達しようと食生活を大幅に変え、運動も毎日「水泳と自転車」を取り入れた。
すると、4か月経った5月中旬に彼の体重は約82キロに。
体重に目途がついたプリンスさんは、今度は自分が乗る馬を探すために友人の調教師に相談すると、この調教師が話を引き受け、そこから騎乗練習が始まった。
時には顔を蹴られケガをしながらも週に数回調教師のもとへ通い、練習に励む日々。
そんな生活がしばらく続いた後、出場レースをノーサンプトンシャー州の競馬場で開催されるアマチュアレースに定め、レース数日前に騎乗試験をパス、夢の実現はもうすぐそこに迫った。
そして2008年11月6日、彼はついにジョッキーとして競馬場に足を踏み入れる。
当日の体重は約77キロと規定より1キロオーバーというミスはしたものの、12頭立てのレースに出走し、結果は7着だった。
妻は子どもたちと共に応援に駆け付け、レース後には夫をキスでお出迎え。苦しいダイエットを成し遂げ、約束と夢を同時に叶えた夫を祝福したという。
何もせずに諦める前に、強い気持ちを持って1つずつハードルを乗り越えていけば、その分だけ実現への道が開かれていくはずだ。
現在50歳の英国のある男性は今から3年前、普通に考えれば無茶だと思われるような夢を妻との会話をきっかけに追い始め、
40代後半にして見事に実現させた。その夢は「ジョッキーになりたい」というもの。
当時、体重は約100キロと大柄な体格だったものの、夢を叶えるためにダイエットや練習に励み、ジョッキーとしてレースに騎乗するという悲願を達成したそうだ。
少し前の出来事だが、昨年この体験をまとめた書籍が出版されたことを受け、英メディアを中心に話題を呼んでいる。
この男性は英国で雑誌記者をしているドミニク・プリンスさん。その道30年のキャリアを持つベテラン記者の彼は、現在フードライターの妻と、13歳の息子と10歳の娘を持つ良きパパだ。
英紙ガーディアンやデイリー・メールなどによると、13歳のときに馬の素晴らしさを知り、病気になった父への悲しみを癒してもらったという経験を持つプリンスさん。
しかし28歳のときにアイルランドで乗馬をしていた際に、乗っていた馬が壁を飛び越えようとして失敗、大ケガを負ってしまう。
この事故にショックを受けた彼は、その日を「馬に乗る最後の日」(英紙デイリー・メールより)と心に決めた。
以来、馬に乗らなくなった彼は、日ごろの生活習慣が大きく影響してみるみる肥大化。
運動嫌いで酒やタバコは大好き、さらにはフードライターをこなす愛妻の料理を食べ続けた結果、身長約177センチの彼の体は、体重約105キロまで成長した。
そして迎えた3年前の誕生日。すっかり太ってしまった夫が肥満の影響で病気になるのではないかと心配した妻は、
「私のために痩せられないというなら、何のためなら痩せられるの」と体の話を切り出した。すると彼は、「また馬に乗るために痩せる」と宣言。
これに妻は当初ただの乗馬だと思っていたようで、その表情はプリンスさんの目には「不服そうに見えた」という。
しかし、彼が目指したのは乗馬ではなく、「馬に乗ってレースに出ること」。
これは乗馬を辞めたときに心残りだった夢のひとつで、話を聞いた妻は態度を一変させ、夫のチャレンジを応援することになった。
そこからプリンスさんのダイエット生活がスタート。
目標の体重はアマチュアレースに出場するための上限約76キロで、1か月に3キロずつ減らし、2008年9月までに目標へ到達しようと食生活を大幅に変え、運動も毎日「水泳と自転車」を取り入れた。
すると、4か月経った5月中旬に彼の体重は約82キロに。
体重に目途がついたプリンスさんは、今度は自分が乗る馬を探すために友人の調教師に相談すると、この調教師が話を引き受け、そこから騎乗練習が始まった。
時には顔を蹴られケガをしながらも週に数回調教師のもとへ通い、練習に励む日々。
そんな生活がしばらく続いた後、出場レースをノーサンプトンシャー州の競馬場で開催されるアマチュアレースに定め、レース数日前に騎乗試験をパス、夢の実現はもうすぐそこに迫った。
そして2008年11月6日、彼はついにジョッキーとして競馬場に足を踏み入れる。
当日の体重は約77キロと規定より1キロオーバーというミスはしたものの、12頭立てのレースに出走し、結果は7着だった。
妻は子どもたちと共に応援に駆け付け、レース後には夫をキスでお出迎え。苦しいダイエットを成し遂げ、約束と夢を同時に叶えた夫を祝福したという。
2011年10月11日火曜日
チャックで自在に組み合わせられる靴
ナイスアイデア・・・なのかな?
ちょいとユニークなアイデアだったのでご紹介。
ZipShoesは底とその上の部分をチャックで取り外せる靴である。
これなら同じ靴底を使いながら、自在に靴のデザインを変えたりすることができる。
もしくは好きな靴の底がすり減ってしまったらそこだけ交換することが可能だろう。
どちらにしろちょっとした話のネタになりそうな、ありそうでなかったアイテムですな。
ちょいとユニークなアイデアだったのでご紹介。
ZipShoesは底とその上の部分をチャックで取り外せる靴である。
これなら同じ靴底を使いながら、自在に靴のデザインを変えたりすることができる。
もしくは好きな靴の底がすり減ってしまったらそこだけ交換することが可能だろう。
どちらにしろちょっとした話のネタになりそうな、ありそうでなかったアイテムですな。
2011年10月10日月曜日
絶望から視点を変えるために
「もうダメだ……」「これ以上何をやっても無駄だ」と思う瞬間
学業、就職、人間関係、結婚、育児、介護、老後……人生のあらゆる局面で、つまずき、傷つき、壁にぶちあたる瞬間は、誰にでも起こりうることです。
そんなときには、とことん悩み、考えることが自分との対話になり、より一歩成長していくためにも大切なステップです。
しかし、悩むほどに希望を見失い、絶望の底へと沈んでいくように思う場合には、
少し視点を変えて自分と自分の問題を捉え直してみることも、また一つの大切なステップでもあります。
「もうダメだ……」と思ったときに、たとえばこんな2つの質問を投げかけられたなら、あなたはどう答えますか?
「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」
「その問題は、本当にあなたのせいなのでしょうか?」
「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」
ちょっと重いお話しをしますが、「もうダメだ……」と思ったあなたなら、「人生の幕を下ろしてしまおう」と思った瞬間も、きっとあったのではないでしょうか?
でもその幕を下ろさず、今こうしてここにいます。踏みとどまったのはなぜでしょうか? なにが最後の一線を超えることを、思いとどまらせてくれたのでしょうか?
ある人は、子どもの寝顔を見ながら「頑張ろう」と思ったのかもしれません。かわいいペットを残していくのは忍びなくて、頑張ってきたのかもしれません。
一線を超える勇気を持てなかったという人もいるでしょうし、後のことが気がかりでその気になれなかった、という人もいるでしょう。
あなたを頼りに思う存在があること、一線を超えられないほど人生に執着があること、そして思いとどまる冷静さを持っていること――
「もうダメだ……」という思いながらもとどまっていることこそ、あなたがこれからの人生の地図を自分で書いていく力を持っているからではないでしょうか?
困難な状況にありながらも、生き抜いている人のことを「サバイバー」と言います。
人生の幕を下ろそうと思うほどの強い困難を抱えるなかで生きているなら、困難を切り抜ける強い力を持ったサバイバーだという証拠なのです。
今を生きている自分の強さに意識を向けてみましょう。そして、自分を必要としている事柄を思い浮かべてください。
それは、子ども、パートナーや親、友だち、または愛するペットかもしれません。
やり残してきか、またはまだ完成されていない、さまざまなチャレンジなのかもしれません。
それらを持っている自分の力、サバイバーとして生き抜いてきた自分の力を信じてみてください。
「その問題は、本当にあなたのせいなのでしょうか?」
人は「問題」を抱えると、「自分が非力だから」「自分がしっかりしていないから」というように、自責感に駆られてしまうことがあります。
しかし、その問題は本当にあなた自身のせいなのでしょうか?
たとえば、毎日強い落ち込みを感じ、「もう生きていたくない」と思うほどの悩みを抱えている場合、その悩みの原因は本当にあなた自身にあるといえますか?
ひょっとしたら、「うつ病」という病気を背負ったことにより、過剰な自責感にとらわれているのかもしれません。
うつ病は、日本人の15人に1人、データによっては7~8人に1人がかかるといわれる、とても一般的な病気です。
脳に一時的な神経伝達のトラブルが生じて、過剰な絶望感や自責感などの特徴な考え方が現れるのです。しかし、薬を飲むことで回復し、その考えからはいずれ必ず脱出できます。
病気は重くになるにつれて、その病感「つまり自分は病気なのかもしれない」という実感が薄れるもの。
だから、自分ではそう思えなくても、実際には自分に問題があるのではなく、病気が自責感を生じさせている可能性は高いのです。
また、子どもの問題で悩んでいる人の場合はどうでしょう。たとえば自分の子どもがいわゆる“正道”といわれる道を歩めないとき、それは親だけの責任だといえるでしょうか?
問題の原因は1つに限定できますか?
「子どもの問題は親の責任」という世間の常識が、「自分のせい」と思わせているのかもしれません。
しかし、子どもの問題には、親子関係だけが影響しているわけではないはずです。
原因は、一つに限定できるはずがありません。子どもの感受性がとても強いことが、関係しているのかもしれません。
あるいは、友達や異性との関わりがうまくいかないことが、影響しているのかもしれません。たくさんの原因が複雑に絡み合い、「○○のせい」などと特定できるはずがないのです。
また、そもそも“正道”とはなんでしょう? 問題行動を起こすことこそ、子どもが“自分の正道”を探るために必要なプロセスなのかもしれないのです。
問題や問題を引き起こしている原因を、いったん自分から引き離してとらえ直してみてください。すると、自責的な思考パターンに陥っている自分のくせに気づけるかもしれません。
絶望の底に沈んでいるときには、自分は無価値だと考えます。
しかし、そんなときには「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」そして、「その問題は本当にあなたのせいなのでしょうか?」――この2つの質問を自分に投げかけてみてください。
そして、自分自身にかけがえのない人生の歩みをもう一度続けるチャンスを与えてみてください。
学業、就職、人間関係、結婚、育児、介護、老後……人生のあらゆる局面で、つまずき、傷つき、壁にぶちあたる瞬間は、誰にでも起こりうることです。
そんなときには、とことん悩み、考えることが自分との対話になり、より一歩成長していくためにも大切なステップです。
しかし、悩むほどに希望を見失い、絶望の底へと沈んでいくように思う場合には、
少し視点を変えて自分と自分の問題を捉え直してみることも、また一つの大切なステップでもあります。
「もうダメだ……」と思ったときに、たとえばこんな2つの質問を投げかけられたなら、あなたはどう答えますか?
「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」
「その問題は、本当にあなたのせいなのでしょうか?」
「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」
ちょっと重いお話しをしますが、「もうダメだ……」と思ったあなたなら、「人生の幕を下ろしてしまおう」と思った瞬間も、きっとあったのではないでしょうか?
でもその幕を下ろさず、今こうしてここにいます。踏みとどまったのはなぜでしょうか? なにが最後の一線を超えることを、思いとどまらせてくれたのでしょうか?
ある人は、子どもの寝顔を見ながら「頑張ろう」と思ったのかもしれません。かわいいペットを残していくのは忍びなくて、頑張ってきたのかもしれません。
一線を超える勇気を持てなかったという人もいるでしょうし、後のことが気がかりでその気になれなかった、という人もいるでしょう。
あなたを頼りに思う存在があること、一線を超えられないほど人生に執着があること、そして思いとどまる冷静さを持っていること――
「もうダメだ……」という思いながらもとどまっていることこそ、あなたがこれからの人生の地図を自分で書いていく力を持っているからではないでしょうか?
困難な状況にありながらも、生き抜いている人のことを「サバイバー」と言います。
人生の幕を下ろそうと思うほどの強い困難を抱えるなかで生きているなら、困難を切り抜ける強い力を持ったサバイバーだという証拠なのです。
今を生きている自分の強さに意識を向けてみましょう。そして、自分を必要としている事柄を思い浮かべてください。
それは、子ども、パートナーや親、友だち、または愛するペットかもしれません。
やり残してきか、またはまだ完成されていない、さまざまなチャレンジなのかもしれません。
それらを持っている自分の力、サバイバーとして生き抜いてきた自分の力を信じてみてください。
「その問題は、本当にあなたのせいなのでしょうか?」
人は「問題」を抱えると、「自分が非力だから」「自分がしっかりしていないから」というように、自責感に駆られてしまうことがあります。
しかし、その問題は本当にあなた自身のせいなのでしょうか?
たとえば、毎日強い落ち込みを感じ、「もう生きていたくない」と思うほどの悩みを抱えている場合、その悩みの原因は本当にあなた自身にあるといえますか?
ひょっとしたら、「うつ病」という病気を背負ったことにより、過剰な自責感にとらわれているのかもしれません。
うつ病は、日本人の15人に1人、データによっては7~8人に1人がかかるといわれる、とても一般的な病気です。
脳に一時的な神経伝達のトラブルが生じて、過剰な絶望感や自責感などの特徴な考え方が現れるのです。しかし、薬を飲むことで回復し、その考えからはいずれ必ず脱出できます。
病気は重くになるにつれて、その病感「つまり自分は病気なのかもしれない」という実感が薄れるもの。
だから、自分ではそう思えなくても、実際には自分に問題があるのではなく、病気が自責感を生じさせている可能性は高いのです。
また、子どもの問題で悩んでいる人の場合はどうでしょう。たとえば自分の子どもがいわゆる“正道”といわれる道を歩めないとき、それは親だけの責任だといえるでしょうか?
問題の原因は1つに限定できますか?
「子どもの問題は親の責任」という世間の常識が、「自分のせい」と思わせているのかもしれません。
しかし、子どもの問題には、親子関係だけが影響しているわけではないはずです。
原因は、一つに限定できるはずがありません。子どもの感受性がとても強いことが、関係しているのかもしれません。
あるいは、友達や異性との関わりがうまくいかないことが、影響しているのかもしれません。たくさんの原因が複雑に絡み合い、「○○のせい」などと特定できるはずがないのです。
また、そもそも“正道”とはなんでしょう? 問題行動を起こすことこそ、子どもが“自分の正道”を探るために必要なプロセスなのかもしれないのです。
問題や問題を引き起こしている原因を、いったん自分から引き離してとらえ直してみてください。すると、自責的な思考パターンに陥っている自分のくせに気づけるかもしれません。
絶望の底に沈んでいるときには、自分は無価値だと考えます。
しかし、そんなときには「何があったから、ここまでやってこれたのでしょう?」そして、「その問題は本当にあなたのせいなのでしょうか?」――この2つの質問を自分に投げかけてみてください。
そして、自分自身にかけがえのない人生の歩みをもう一度続けるチャンスを与えてみてください。
2011年10月9日日曜日
濃厚なキスをゲームで操作
球を転がしてピンを倒すというわかりやすいゲーム性から、老若男女を問わず、幅広い年代に親しまれているボウリング。
家庭用ゲーム機にもボウリングゲームは数多く、人数が集まったときなどにはワイワイと楽しく盛り上がれる定番の娯楽だ。
しかし、米国の大学に在学中の女性アーティストが開発したボウリングゲームは、普通のゲームとはちょっと趣が異なる。
このゲーム、一般的なコントローラーのような入力装置ではなく、
キスをした上、男女が舌を一緒に動かすことで球を操作をするという、かなり刺激的なものなのだ。
このゲームと入力装置を開発したのは、現在ジョージア工科大学で博士号取得を目指しながら、
メディアアーティストとして活動しているナム・ヘヨンさん。
プレイに必要なのは「キスコントローラー」なる装置と、キスをしてくれる相手という斬新なもので、
どのようにしてプレイをするのかは、実際に遊んでいる動画を見ればすぐにわかる。
ナムさんの公式サイトや動画投稿サイト「vimeo」などに公開されている1分17秒の動画「Kiss Controller」
(※YouTubeは「the Kiss Controller」http://www.youtube.com/watch?v=5WDjM1DjkI0 など)が始まると、
ボウリングのレーンを映し出したスクリーンの前には男女の姿。
すると、簡単なゲーム説明の字幕が登場し、どのようにボールを操るのかを教えてくれる。
それによると、ボールが向かうコースは2人の舌がどの位置にあるかで決まり、スピードを上げるためには、
2人が舌を早く動かす必要があるとのこと。
動画で唇を重ね合わせた2人、女性はほとんど目をつぶって一生懸命口の中で舌を動かしている様子。
一方の男性は口を開けたりしながら激しく舌を動かしてるのは分かるが、
視線はレーンや球の転がる“勢い”のゲージが表示されたスクリーンに向けられ、女性とのキスを楽しむ余裕はないようだ。
仕組みを理解すると、ボールの向かう方向を示す矢印が刻々と変化したり、“勢い”を示すゲージが徐々に増しているところから、
2人の舌の動きが想像できてしまう点は気恥ずかしさがあるものの、日本に比べるとオープンにキスをする海外では、
周囲で見ている側も楽しめるのかもしれない。
2回実技を行った動画の2人の場合は、ストライクこそ出なかったものの、1回目はやや右に向かった球の軌道を2回目は真っ直ぐに修正。
終わった後、男性は軌道修正できたことが嬉しかったのか、勢い良く女性にハイタッチをしようとするが、
女性の側はやや戸惑い気味なのは面白い。
ナムさんの公式サイトによると、「キスコントローラー」は舌の位置を示す磁石を使ったセンサーと、
その位置を検知するヘッドセット型レシーバーで1セット。これを1人が磁石、
もう1人がヘッドセットを装着し、20秒間動かした舌の動きと位置の平均から、ボールのコースと勢いが決められるという。
2009年には同様のコントローラーを使って、2人で音を出す装置も開発しているナムさん。
今後もアイデア詰まった作品が生まれるのか、活躍に期待したい。
家庭用ゲーム機にもボウリングゲームは数多く、人数が集まったときなどにはワイワイと楽しく盛り上がれる定番の娯楽だ。
しかし、米国の大学に在学中の女性アーティストが開発したボウリングゲームは、普通のゲームとはちょっと趣が異なる。
このゲーム、一般的なコントローラーのような入力装置ではなく、
キスをした上、男女が舌を一緒に動かすことで球を操作をするという、かなり刺激的なものなのだ。
このゲームと入力装置を開発したのは、現在ジョージア工科大学で博士号取得を目指しながら、
メディアアーティストとして活動しているナム・ヘヨンさん。
プレイに必要なのは「キスコントローラー」なる装置と、キスをしてくれる相手という斬新なもので、
どのようにしてプレイをするのかは、実際に遊んでいる動画を見ればすぐにわかる。
ナムさんの公式サイトや動画投稿サイト「vimeo」などに公開されている1分17秒の動画「Kiss Controller」
(※YouTubeは「the Kiss Controller」http://www.youtube.com/watch?v=5WDjM1DjkI0 など)が始まると、
ボウリングのレーンを映し出したスクリーンの前には男女の姿。
すると、簡単なゲーム説明の字幕が登場し、どのようにボールを操るのかを教えてくれる。
それによると、ボールが向かうコースは2人の舌がどの位置にあるかで決まり、スピードを上げるためには、
2人が舌を早く動かす必要があるとのこと。
動画で唇を重ね合わせた2人、女性はほとんど目をつぶって一生懸命口の中で舌を動かしている様子。
一方の男性は口を開けたりしながら激しく舌を動かしてるのは分かるが、
視線はレーンや球の転がる“勢い”のゲージが表示されたスクリーンに向けられ、女性とのキスを楽しむ余裕はないようだ。
仕組みを理解すると、ボールの向かう方向を示す矢印が刻々と変化したり、“勢い”を示すゲージが徐々に増しているところから、
2人の舌の動きが想像できてしまう点は気恥ずかしさがあるものの、日本に比べるとオープンにキスをする海外では、
周囲で見ている側も楽しめるのかもしれない。
2回実技を行った動画の2人の場合は、ストライクこそ出なかったものの、1回目はやや右に向かった球の軌道を2回目は真っ直ぐに修正。
終わった後、男性は軌道修正できたことが嬉しかったのか、勢い良く女性にハイタッチをしようとするが、
女性の側はやや戸惑い気味なのは面白い。
ナムさんの公式サイトによると、「キスコントローラー」は舌の位置を示す磁石を使ったセンサーと、
その位置を検知するヘッドセット型レシーバーで1セット。これを1人が磁石、
もう1人がヘッドセットを装着し、20秒間動かした舌の動きと位置の平均から、ボールのコースと勢いが決められるという。
2009年には同様のコントローラーを使って、2人で音を出す装置も開発しているナムさん。
今後もアイデア詰まった作品が生まれるのか、活躍に期待したい。
2011年10月8日土曜日
古姓瑶子の世界、海外で高評価
米ニューヨークを拠点に活動する日本人イラストレーター、古姓瑶子(ふるしょうようこ)さんの個展「FROM MY WORLD TO YOURS」が、
2010年12月1日から2011年1月2日まで、香港随一のショッピングセンター・ハーバーシティ(海港城)のギャラリーで開催された。
2007年オープンの同ギャラリーで個展を開いた日本人アーティストは、草間彌生(2007年)、吉田翔(2008年)、関根伸夫(2008年)に続く4人目。
このたび古姓さんが個展開催に合わせてニューヨークからはるばる香港を訪れるとの情報を聞きつけ、ナリナリドットコム中国特派員がお話をうかがった。
古姓さんは現実と空想を織り交ぜたようなドリーミーな世界を描く新進気鋭のアーティスト。
今回の個展では近年制作された絵を中心に、古姓さんの絵があしらわれたエコバッグやシャツ、オブジェなど、数十点の展示が行われた。
彼女は2007年の東京・渋谷「LE DECOギャラリー」を皮切りに、これまで日本や米国で計5回の個展を開催しているが、日本以外のアジアで個展を開くのは今回が初めて。
ギャラリーの関係者によれば、同ギャラリーの責任者が日本の雑誌に掲載されていた古姓さんの作品をいたく気に入り、今回の個展開催が決まったという。
その作品は豊かな色彩と細やかな模様によって、ポップでファッショナブルな印象を受けるが、一歩間違えればおどろおどろしくもなるような危険性も秘めており、
“世間一般に考えられている少女”と“現実の少女”とのギャップを見る者に与えてくれる。彼女が若い女性だけでなく、多くの男性にも支持されているのは“可愛さ”だけではない何かが、そこに映し出されているからなのかもしれない。
◎世界的な企業との仕事も
現在までに100点以上の作品を描いている古姓さんだが、その活躍の場は広い。
ニューヨークの英字フリーマガジンの表紙、世界的な化粧品メーカー・メイベリンの広告、米デパート・ロード&テイラーのファッションイベント、アパレルメーカー・ケッズのスニーカーデザイン、ミュージシャンのCDジャケットなどなど、ジャンルに縛られない活動を積極的に行っている。
これまでの受賞歴も華やかで、アートディレクターズクラブ(YG7)、アメリカンイラストレーション(AI28)、Sociery of Illustrators 51st Annual(広告部門)など、2009年の1年間だけで5つの賞を受賞。
イラストレーターとして生計を立てていくのは容易いことではないが、まだ若い彼女が海外で実現している事実は、ほかの日本人若手アーティストにとって発奮材料となるのではなかろうか。
その点を古姓さんにたずねると、即座に「私はラッキーなんですよ」と謙虚な答えが返ってきた。
日本で個展を開いた際には、1998年のサッカーW杯フランス大会公式アルバム収録曲(小室哲哉とジャン・ミシェル・ジャールのプロデュース)でボーカルを務めたことでも知られる歌手のOLIVIAが偶然訪れ、
そこからOLIVIAの妹であり、エレクトロニカアーティストでもあるキャロラインと知り合いになり、彼女のCDジャケットを手がけることに。
また、個人的に敬愛していた映画監督ミシェル・ゴンドリー氏(2004年のアカデミー脚本賞受賞作「エターナル・サンシャイン」など)の似顔絵をホームページに掲載していたところ、
人づてにその話が監督に伝わり、「作品を購入したい」と連絡が来たという。今回の個展でも偶然イタリアのアパレルメーカー・ディーゼルの関係者が訪れ、「ぜひコラボしたい」と申し出ている現場を目撃した。
彼女を取材した日はちょうど香港のクリスマスセールの頃合いで、香港だけでなく、中国大陸からのたくさんの観光客で賑わっていた時期。
ギャラリーを訪れるお客さんは香港人はもちろん中国人や外国人も多く、古姓さんの作品を興味深げに眺めていた。広州から訪れたという中国人女性に話を聞くと
「何か訴えかけてくるものがある」と語り、「画集があるなら購入したい」と、早くも彼女の絵の虜となっていたようだ。
◎現在とこれから
古姓さんは現在もニューヨークで暮らしながら、作品の制作に没頭している。ニューヨークには世界各国のアーティストやその卵たちが集まってくるため、作品を制作する上で「とても刺激的で活動しやすい環境」なのだという。
アトリエもほかのアーティストとシェアしており、彼らから刺激を受ける日々を送っているそうだ。
「まだ私は駆け出し」と語る古姓さん。18歳のときに家出同然の状態で日本を飛び出し、単身ニューヨークに渡った彼女の当面の目標は「もっともっと多くの人たちと関わり、活動の場を日本や米国だけでなく、世界中に広げていくこと」。
今年は家具メーカーとコラボしたファニチャーも販売される予定で、個展の「FROM MY WORLD TO YOURS」というテーマと同様、現実の世界にも少しずつ「古姓ワールド」が広がりつつある――そんな気にさせてくれる個展だった。
2010年12月1日から2011年1月2日まで、香港随一のショッピングセンター・ハーバーシティ(海港城)のギャラリーで開催された。
2007年オープンの同ギャラリーで個展を開いた日本人アーティストは、草間彌生(2007年)、吉田翔(2008年)、関根伸夫(2008年)に続く4人目。
このたび古姓さんが個展開催に合わせてニューヨークからはるばる香港を訪れるとの情報を聞きつけ、ナリナリドットコム中国特派員がお話をうかがった。
古姓さんは現実と空想を織り交ぜたようなドリーミーな世界を描く新進気鋭のアーティスト。
今回の個展では近年制作された絵を中心に、古姓さんの絵があしらわれたエコバッグやシャツ、オブジェなど、数十点の展示が行われた。
彼女は2007年の東京・渋谷「LE DECOギャラリー」を皮切りに、これまで日本や米国で計5回の個展を開催しているが、日本以外のアジアで個展を開くのは今回が初めて。
ギャラリーの関係者によれば、同ギャラリーの責任者が日本の雑誌に掲載されていた古姓さんの作品をいたく気に入り、今回の個展開催が決まったという。
その作品は豊かな色彩と細やかな模様によって、ポップでファッショナブルな印象を受けるが、一歩間違えればおどろおどろしくもなるような危険性も秘めており、
“世間一般に考えられている少女”と“現実の少女”とのギャップを見る者に与えてくれる。彼女が若い女性だけでなく、多くの男性にも支持されているのは“可愛さ”だけではない何かが、そこに映し出されているからなのかもしれない。
◎世界的な企業との仕事も
現在までに100点以上の作品を描いている古姓さんだが、その活躍の場は広い。
ニューヨークの英字フリーマガジンの表紙、世界的な化粧品メーカー・メイベリンの広告、米デパート・ロード&テイラーのファッションイベント、アパレルメーカー・ケッズのスニーカーデザイン、ミュージシャンのCDジャケットなどなど、ジャンルに縛られない活動を積極的に行っている。
これまでの受賞歴も華やかで、アートディレクターズクラブ(YG7)、アメリカンイラストレーション(AI28)、Sociery of Illustrators 51st Annual(広告部門)など、2009年の1年間だけで5つの賞を受賞。
イラストレーターとして生計を立てていくのは容易いことではないが、まだ若い彼女が海外で実現している事実は、ほかの日本人若手アーティストにとって発奮材料となるのではなかろうか。
その点を古姓さんにたずねると、即座に「私はラッキーなんですよ」と謙虚な答えが返ってきた。
日本で個展を開いた際には、1998年のサッカーW杯フランス大会公式アルバム収録曲(小室哲哉とジャン・ミシェル・ジャールのプロデュース)でボーカルを務めたことでも知られる歌手のOLIVIAが偶然訪れ、
そこからOLIVIAの妹であり、エレクトロニカアーティストでもあるキャロラインと知り合いになり、彼女のCDジャケットを手がけることに。
また、個人的に敬愛していた映画監督ミシェル・ゴンドリー氏(2004年のアカデミー脚本賞受賞作「エターナル・サンシャイン」など)の似顔絵をホームページに掲載していたところ、
人づてにその話が監督に伝わり、「作品を購入したい」と連絡が来たという。今回の個展でも偶然イタリアのアパレルメーカー・ディーゼルの関係者が訪れ、「ぜひコラボしたい」と申し出ている現場を目撃した。
彼女を取材した日はちょうど香港のクリスマスセールの頃合いで、香港だけでなく、中国大陸からのたくさんの観光客で賑わっていた時期。
ギャラリーを訪れるお客さんは香港人はもちろん中国人や外国人も多く、古姓さんの作品を興味深げに眺めていた。広州から訪れたという中国人女性に話を聞くと
「何か訴えかけてくるものがある」と語り、「画集があるなら購入したい」と、早くも彼女の絵の虜となっていたようだ。
◎現在とこれから
古姓さんは現在もニューヨークで暮らしながら、作品の制作に没頭している。ニューヨークには世界各国のアーティストやその卵たちが集まってくるため、作品を制作する上で「とても刺激的で活動しやすい環境」なのだという。
アトリエもほかのアーティストとシェアしており、彼らから刺激を受ける日々を送っているそうだ。
「まだ私は駆け出し」と語る古姓さん。18歳のときに家出同然の状態で日本を飛び出し、単身ニューヨークに渡った彼女の当面の目標は「もっともっと多くの人たちと関わり、活動の場を日本や米国だけでなく、世界中に広げていくこと」。
今年は家具メーカーとコラボしたファニチャーも販売される予定で、個展の「FROM MY WORLD TO YOURS」というテーマと同様、現実の世界にも少しずつ「古姓ワールド」が広がりつつある――そんな気にさせてくれる個展だった。
2011年10月7日金曜日
うつ病「見える化」診断
日本人が一生涯のうちに「うつ病」を患う確率は6~7%といわれている。欧米の有病率は15%前後であり、世の中に「うつ病」「うつ状態」という言葉が蔓延している割に発症頻度は低い。ただこのところ、一般内科で「気分がめいる」「眠れない」と訴え、うつ病と診断されるケースが増えているのは事実だ。
本来、うつ病をはじめとする気分障害は診断が難しく、精神科でも確定的な診断を下すまでには時間がかかる。しかも問診しか診断する術がないため、一過性の適応障害や、さらにやっかいな躁うつ病(双極性障害)、統合失調症と誤診する可能性もある。なんとか客観的にうつ病を診断する手段がないか、とたどり着いたのが「光トポグラフィー検査」だ。
光トポグラフィーは頭に近赤外線を当て、反射してくる光から脳血流の変化を読み取り、脳の活動状態を数値化する装置。実際の検査では、患者は頭に光源と光検出機を内蔵したヘッドセットを着け、最初の10秒間は「あ・い・う・え・お」を繰り返すよう指示される。次の10~70秒間は、同じ頭文字で始まる言葉を声に出して言い続ける。この「あ、で始まる言葉は……」と脳を使う際の血流の変化がポイント。使い始めから血流量がどう変化するのか、あるいはしないかをグラフ化して疾患を「見る」のだ。
健常者の場合、脳の使い始めにどっと血流量が増え、活動中は高値で維持される。これに対し、うつ病患者は課題の始まりに反応するが、血流量がなかなか増えないという特徴がある。誤診されやすい躁うつ病や統合失調症にも特有のパターンがあるので客観的な鑑別が可能だ。一般的な問診による診断名との一致率は7~8割。残り約2割の判断は専門医に委ねられるが、臨床データが蓄積されると精度はさらに高くなるだろう。
光トポグラフィー検査は昨年5月に厚生労働省の先進医療に指定され、国内10施設で受けられる。ただ、問い合わせが殺到し、なかなか予約できない状況が続いているようだ。それだけ、自分の診断名に疑問を持つ患者が多いということなのかもしれない。
本来、うつ病をはじめとする気分障害は診断が難しく、精神科でも確定的な診断を下すまでには時間がかかる。しかも問診しか診断する術がないため、一過性の適応障害や、さらにやっかいな躁うつ病(双極性障害)、統合失調症と誤診する可能性もある。なんとか客観的にうつ病を診断する手段がないか、とたどり着いたのが「光トポグラフィー検査」だ。
光トポグラフィーは頭に近赤外線を当て、反射してくる光から脳血流の変化を読み取り、脳の活動状態を数値化する装置。実際の検査では、患者は頭に光源と光検出機を内蔵したヘッドセットを着け、最初の10秒間は「あ・い・う・え・お」を繰り返すよう指示される。次の10~70秒間は、同じ頭文字で始まる言葉を声に出して言い続ける。この「あ、で始まる言葉は……」と脳を使う際の血流の変化がポイント。使い始めから血流量がどう変化するのか、あるいはしないかをグラフ化して疾患を「見る」のだ。
健常者の場合、脳の使い始めにどっと血流量が増え、活動中は高値で維持される。これに対し、うつ病患者は課題の始まりに反応するが、血流量がなかなか増えないという特徴がある。誤診されやすい躁うつ病や統合失調症にも特有のパターンがあるので客観的な鑑別が可能だ。一般的な問診による診断名との一致率は7~8割。残り約2割の判断は専門医に委ねられるが、臨床データが蓄積されると精度はさらに高くなるだろう。
光トポグラフィー検査は昨年5月に厚生労働省の先進医療に指定され、国内10施設で受けられる。ただ、問い合わせが殺到し、なかなか予約できない状況が続いているようだ。それだけ、自分の診断名に疑問を持つ患者が多いということなのかもしれない。
2011年10月6日木曜日
失業カップルに幸運が来た!!
先日、ともに失業中という米国のカップルに、思わぬプレゼントが舞い込んだ。
それはスクラッチくじで当てた25万ドル(約2,170万円)。結婚の約束を交わしていながらも失業の影響で結婚できずにいた2人は、この幸運に大喜びしているという。
米紙セントルイスポスト・ディスパッチなどによると、3年前に婚約したこのカップルはミズーリ州ボールウィンに住む33歳のロブ・ラッセルさんと、29歳のトレイシー・ロジャースさん。
知り合って12年、結婚するには充分機が熟している2人だが、トレイシーさんが失業中だったことに加え、
家計を支えるはずのロブさんが昨年溶接工の仕事を解雇された影響もあり、結婚式をキャンセルしたほど懐には冷たい風が吹いていた。
そんな中で先日、ロブさんは「CDを買いに出かけた際、彼女に何か買っていこう」(セントルイスポスト・ディスパッチ紙より)と思い、スクラッチくじを購入。
もらったトレイシーさんがくじを削ると、5ドル(約430円)が当たったという。
これだけなら、苦しい生活の中でささやかな楽しみを得られた――程度の話で終わりそうなところだが、ロブさんは当たったお金にもう5ドルを足し、
今度は1枚10ドル(約860円)のスクラッチくじを買いに走った。すると、この行動がまさかの“吉”を呼び込む。
10ドルをはたいて買った2枚目のくじは、なんと1等25万ドルの大当たり。
ただ、「こんなことが自分に起きるわけがない」と半信半疑だったトレイシーさんは、当せんを確認してもらうため、ロブさんと一緒に購入したコンビニに向かった。
そこで店員からハイタッチのお祝いを受け、2人は当せんを現実の出来事として認識できたそうだ。
失業中の2人にとって、25万ドルは大きな収入。多少浮かれたとしても不思議ではないが、少なくともトレイシーさんは冷静だ。
一度は流れた結婚式を再検討する可能性を口にしながらも、
「こういうお金を使うのは正しくないように思える」(セントルイスポスト・ディスパッチ紙より)とも話し、結婚式に使うかどうかは悩んでいる様子。
今回大金を引き寄せたのは彼のおかげとはいえ、心の中では「働いたお金で結婚式を挙げさせて」と、彼女はロブさんに願っているのかもしれない。
それはスクラッチくじで当てた25万ドル(約2,170万円)。結婚の約束を交わしていながらも失業の影響で結婚できずにいた2人は、この幸運に大喜びしているという。
米紙セントルイスポスト・ディスパッチなどによると、3年前に婚約したこのカップルはミズーリ州ボールウィンに住む33歳のロブ・ラッセルさんと、29歳のトレイシー・ロジャースさん。
知り合って12年、結婚するには充分機が熟している2人だが、トレイシーさんが失業中だったことに加え、
家計を支えるはずのロブさんが昨年溶接工の仕事を解雇された影響もあり、結婚式をキャンセルしたほど懐には冷たい風が吹いていた。
そんな中で先日、ロブさんは「CDを買いに出かけた際、彼女に何か買っていこう」(セントルイスポスト・ディスパッチ紙より)と思い、スクラッチくじを購入。
もらったトレイシーさんがくじを削ると、5ドル(約430円)が当たったという。
これだけなら、苦しい生活の中でささやかな楽しみを得られた――程度の話で終わりそうなところだが、ロブさんは当たったお金にもう5ドルを足し、
今度は1枚10ドル(約860円)のスクラッチくじを買いに走った。すると、この行動がまさかの“吉”を呼び込む。
10ドルをはたいて買った2枚目のくじは、なんと1等25万ドルの大当たり。
ただ、「こんなことが自分に起きるわけがない」と半信半疑だったトレイシーさんは、当せんを確認してもらうため、ロブさんと一緒に購入したコンビニに向かった。
そこで店員からハイタッチのお祝いを受け、2人は当せんを現実の出来事として認識できたそうだ。
失業中の2人にとって、25万ドルは大きな収入。多少浮かれたとしても不思議ではないが、少なくともトレイシーさんは冷静だ。
一度は流れた結婚式を再検討する可能性を口にしながらも、
「こういうお金を使うのは正しくないように思える」(セントルイスポスト・ディスパッチ紙より)とも話し、結婚式に使うかどうかは悩んでいる様子。
今回大金を引き寄せたのは彼のおかげとはいえ、心の中では「働いたお金で結婚式を挙げさせて」と、彼女はロブさんに願っているのかもしれない。
2011年10月5日水曜日
朝の高血糖は避けよう
朝の空腹時血糖値の評価は、糖尿病の基礎の部分を評価することになるため、とても重要です、
前夜から朝になるまでの血糖トレンドが大きな意味を持ちます。知らぬ間に血糖を上げる暁現象とは何か、解説します。
糖尿病の暁現象とは
午前4時、そろそろ暁現象が起こるかも…
暁現象(Dawn Phenomenon)とは、明け方4~6時頃に、急に血糖値が10~20mg/dlぐらい上昇する現象を指します。
深夜、熟睡している間に分泌される成長ホルモンは、インスリンの効き目を悪くして(インスリン抵抗性)血糖値を上げますが、
その作用が数時間遅延することで、早朝4時頃から8時頃まで血糖値が高くなってしまうことがあるのです。
睡眠中の成長ホルモンは、健常者でも糖尿病者でも出ていますが、健常者の場合は血糖上昇があってもインスリン分泌で相殺されるため、血糖値には影響しません。
暁現象は米国で1980年代に血糖自己測定が行われるようになってから、話題になりました。
その頃のインスリン治療、基礎インスリンとしてNPH を1日2回注射することが多かったのですが、
夕食時に注射したNPHのピークが深夜1時ごろになるため午前1時~3時の低血糖の原因になりがちでした。
逆に午前4時頃になるとこのインスリン作用が低下して、ちょうどその頃に成長ホルモンによるインスリン抵抗性が上昇するので思わぬ血糖値になることがあったのです。
この現象は特に1型糖尿病の人に多くみられました。
2008年より日本でも血糖値を連続測定するCGM(持続血糖測定)システムが利用できるようになったので、血糖測定が難しかった就寝中の血糖トレンドが分かるようになりました。
1型糖尿病では眠っていて自覚できない低血糖が意外に多かったのです。この低血糖の繰り返しが無自覚性低血糖へと進むのですから油断なりません。
インスリン過剰による低血糖は数分単位で進行しますが、高血糖は数時間、数日かけて累積しながら上がっていきます。その意味で朝の高血糖はその日の治療を難しくしがちです。
経口薬でもインスリン治療でも、朝食後2時間の血糖値よりも朝食前の血糖値の方が高い(あるいは同じ)くらいの人は、この暁現象の可能性があります。
暁現象の対処法
暁現象は、特に1型糖尿病では成長期の年少者に多くみられますが、病歴が長くなると少なくなります。
(おそらく成長ホルモンが減って、体が大きくなった分、インスリン単位が増えてくるためではないでしょうか。)
2型糖尿病の場合は、逆に病歴が長くなるほど、つまり、ベータ細胞の機能低下でインスリン治療が必要になってくるに従って暁現象が現れるようになります。
1型糖尿病では基礎インスリンとして、ランタスやレベミールを使うと暁現象が穏やかになることが知られています。
暁現象のある、インスリンポンプ治療の人は、早朝時間の基礎インスリンを少なくとも20%増やすことが勧められています。
インスリンを使わない2型糖尿病の人は、夕食のタイミング調整と炭水化物の量を減らして、就寝時の目標血糖値を70~110mg/dlに収めること。
もし、食事コントロールで不十分でしたら、夕食時に中間型インスリンや長時間作用のSU薬を処方することもあります。
もし、暁現象が続く場合は、基礎インスリンを使うことも選択肢の一つ。一般にはメトホルミンを服用して、肝臓からのブドウ糖放出を制限することが多いと思われます。
朝の血糖値が高いのは、暁現象とは別にも、いろいろな原因が考えられます。夕食を食べすぎた、前日の夜のインスリンが不足だった、服用した薬の量が不正確だった、就寝前のスナック(炭水化物)の影響etc。
もちろん、早朝空腹時血糖値はインスリン治療の人には基礎インスリン投与量の管理目標ですから、暁現象とは別に基礎インスリンの増量もあるでしょう。
「高血糖は累積の結果」と書きましたが、A1Cが8%以上ある人は早朝空腹時血糖を下げることが一番効果があります。いずれにしても朝の血糖値の管理はとても重要なことなので、担当医とよく相談してみてください。
前夜から朝になるまでの血糖トレンドが大きな意味を持ちます。知らぬ間に血糖を上げる暁現象とは何か、解説します。
糖尿病の暁現象とは
午前4時、そろそろ暁現象が起こるかも…
暁現象(Dawn Phenomenon)とは、明け方4~6時頃に、急に血糖値が10~20mg/dlぐらい上昇する現象を指します。
深夜、熟睡している間に分泌される成長ホルモンは、インスリンの効き目を悪くして(インスリン抵抗性)血糖値を上げますが、
その作用が数時間遅延することで、早朝4時頃から8時頃まで血糖値が高くなってしまうことがあるのです。
睡眠中の成長ホルモンは、健常者でも糖尿病者でも出ていますが、健常者の場合は血糖上昇があってもインスリン分泌で相殺されるため、血糖値には影響しません。
暁現象は米国で1980年代に血糖自己測定が行われるようになってから、話題になりました。
その頃のインスリン治療、基礎インスリンとしてNPH を1日2回注射することが多かったのですが、
夕食時に注射したNPHのピークが深夜1時ごろになるため午前1時~3時の低血糖の原因になりがちでした。
逆に午前4時頃になるとこのインスリン作用が低下して、ちょうどその頃に成長ホルモンによるインスリン抵抗性が上昇するので思わぬ血糖値になることがあったのです。
この現象は特に1型糖尿病の人に多くみられました。
2008年より日本でも血糖値を連続測定するCGM(持続血糖測定)システムが利用できるようになったので、血糖測定が難しかった就寝中の血糖トレンドが分かるようになりました。
1型糖尿病では眠っていて自覚できない低血糖が意外に多かったのです。この低血糖の繰り返しが無自覚性低血糖へと進むのですから油断なりません。
インスリン過剰による低血糖は数分単位で進行しますが、高血糖は数時間、数日かけて累積しながら上がっていきます。その意味で朝の高血糖はその日の治療を難しくしがちです。
経口薬でもインスリン治療でも、朝食後2時間の血糖値よりも朝食前の血糖値の方が高い(あるいは同じ)くらいの人は、この暁現象の可能性があります。
暁現象の対処法
暁現象は、特に1型糖尿病では成長期の年少者に多くみられますが、病歴が長くなると少なくなります。
(おそらく成長ホルモンが減って、体が大きくなった分、インスリン単位が増えてくるためではないでしょうか。)
2型糖尿病の場合は、逆に病歴が長くなるほど、つまり、ベータ細胞の機能低下でインスリン治療が必要になってくるに従って暁現象が現れるようになります。
1型糖尿病では基礎インスリンとして、ランタスやレベミールを使うと暁現象が穏やかになることが知られています。
暁現象のある、インスリンポンプ治療の人は、早朝時間の基礎インスリンを少なくとも20%増やすことが勧められています。
インスリンを使わない2型糖尿病の人は、夕食のタイミング調整と炭水化物の量を減らして、就寝時の目標血糖値を70~110mg/dlに収めること。
もし、食事コントロールで不十分でしたら、夕食時に中間型インスリンや長時間作用のSU薬を処方することもあります。
もし、暁現象が続く場合は、基礎インスリンを使うことも選択肢の一つ。一般にはメトホルミンを服用して、肝臓からのブドウ糖放出を制限することが多いと思われます。
朝の血糖値が高いのは、暁現象とは別にも、いろいろな原因が考えられます。夕食を食べすぎた、前日の夜のインスリンが不足だった、服用した薬の量が不正確だった、就寝前のスナック(炭水化物)の影響etc。
もちろん、早朝空腹時血糖値はインスリン治療の人には基礎インスリン投与量の管理目標ですから、暁現象とは別に基礎インスリンの増量もあるでしょう。
「高血糖は累積の結果」と書きましたが、A1Cが8%以上ある人は早朝空腹時血糖を下げることが一番効果があります。いずれにしても朝の血糖値の管理はとても重要なことなので、担当医とよく相談してみてください。
2011年10月4日火曜日
海外楽団員の「来日拒否」続出
原発事故の影響を恐れるなどして、海外からのオーケストラ公演などが中止になったり、楽団員らが来日を拒んだり――。
東日本大震災から半年が過ぎたが、こんなケースが未だに止まらず、関係者が頭を悩ませている。
楽団員約400人のうち約100人が来日拒否
「合唱メンバーや裏方のスタッフを含め、放射能を恐れて日本に来るのを躊躇している人は非常に多いんですよ」
ドイツの名門「バイエルン国立歌劇場」の来日公演を主催する日本舞台芸術振興会(NBS)では、広報担当者が、取材に対してこう漏らす。その結果、東京などで2011年9~10月にかけて行う公演では、参加予定だった団員約400人のうち約100人が来日を拒否した。
ただ、外部から腕利きの演奏家らを招いて欠員を補うため、名門の名に恥ずかしくない舞台になるという。主役級の歌手数人が拒否したという一部報道は誤りで、病気の手術で出演しない1人を除き、すべて来日するとしている。
ドイツは、原発事故後から現在も、日本への渡航自粛勧告を出している。駐日ドイツ大使館では、一時大阪に退避したほか、9月5日には、放射能を恐れて約10のポストが空席のままだと一部で報じられた。
本国では、メルケル首相が原発廃止まで打ち出したが、楽団員らの来日拒否は、ドイツに限ったことではない。
NBSの担当者によれば、6月には、イタリアのバレエダンサーが来日を拒否して代役を立てた。7~8月には、オーストリアやフランスのダンサー数人がキャンセルするなど、例はたくさんあるという。
もっとも、主催者が来日拒否などは聞いていないというケースもある。9月のイタリア・ボローニャ歌劇場公演や10月のウィーン・フィル公演だ。しかし、事故の影響が出ているのは事実で、5~6月にウィーン少年合唱団が、6月にはドイツのドレスデン・フィルが放射能への懸念から公演を中止している。
随行の医師が食事の放射線量測定も
公演中止や来日拒否が続く背景には、各国の事情があるという。
日本クラシック音楽事業協会の常務理事は、1つには、ドイツのように国が渡航を制限していることがあると指摘する。
「イタリア、スイスも渡航制限をしており、事故直後のフィレンツェ歌劇場公演では、市長が帰国命令を出していました。ドイツなどは、チェルノブイリ原発事故で怖い経験をしていますので、放射能アレルギーがあるんでしょうね」
さらに、現地のメディアが事故を誇大に書き立てていることもあるのではないかという。
「事故後には、日本列島が2つに割れたという報道もあったんですよ。あるニュースが、東京・渋谷の老舗ライブハウスに原子力発電所があると誤報を流したのも話題になりました」
こうしたことから、来日する楽団員らも神経質になっているようだ。
バイエルン国立歌劇場の日本公演では、劇場側が飲料水への不安から、全員に1人1日3リットルの仏エビアン水入りペットボトルを支給する。加えて、随行する医師が日本で出される食事について放射線量を測るというのだ。主催のNBSでも、団員の日本滞在期間を短くするなどの配慮に骨を折っている。もっとも、気にしない人も多く、個人差があるという。
公演中止などの被害は深刻だ。日本クラシック音楽事業協会の調べでは、2011年6月時点で全体の2割に及ぶ754件、計46億円の損失になり、文科省の審査指針で、一部が補償対象になる方向になった。常務理事は、こう言う。
「原発事故での日本政府の発表は、海外向けの英文の方が詳しいとされ、各国が危険度を知るうえでの参考にしています。また、日本政府は事故発生時にはメルトダウンを知っていたとテレビ番組で報じられ、海外の人も発表でだいぶ隠していると思っているようです。今は来日する楽団も増えてきていますが、早く日本の信用を取り戻さないと大変なことになると思いますよ」
東日本大震災から半年が過ぎたが、こんなケースが未だに止まらず、関係者が頭を悩ませている。
楽団員約400人のうち約100人が来日拒否
「合唱メンバーや裏方のスタッフを含め、放射能を恐れて日本に来るのを躊躇している人は非常に多いんですよ」
ドイツの名門「バイエルン国立歌劇場」の来日公演を主催する日本舞台芸術振興会(NBS)では、広報担当者が、取材に対してこう漏らす。その結果、東京などで2011年9~10月にかけて行う公演では、参加予定だった団員約400人のうち約100人が来日を拒否した。
ただ、外部から腕利きの演奏家らを招いて欠員を補うため、名門の名に恥ずかしくない舞台になるという。主役級の歌手数人が拒否したという一部報道は誤りで、病気の手術で出演しない1人を除き、すべて来日するとしている。
ドイツは、原発事故後から現在も、日本への渡航自粛勧告を出している。駐日ドイツ大使館では、一時大阪に退避したほか、9月5日には、放射能を恐れて約10のポストが空席のままだと一部で報じられた。
本国では、メルケル首相が原発廃止まで打ち出したが、楽団員らの来日拒否は、ドイツに限ったことではない。
NBSの担当者によれば、6月には、イタリアのバレエダンサーが来日を拒否して代役を立てた。7~8月には、オーストリアやフランスのダンサー数人がキャンセルするなど、例はたくさんあるという。
もっとも、主催者が来日拒否などは聞いていないというケースもある。9月のイタリア・ボローニャ歌劇場公演や10月のウィーン・フィル公演だ。しかし、事故の影響が出ているのは事実で、5~6月にウィーン少年合唱団が、6月にはドイツのドレスデン・フィルが放射能への懸念から公演を中止している。
随行の医師が食事の放射線量測定も
公演中止や来日拒否が続く背景には、各国の事情があるという。
日本クラシック音楽事業協会の常務理事は、1つには、ドイツのように国が渡航を制限していることがあると指摘する。
「イタリア、スイスも渡航制限をしており、事故直後のフィレンツェ歌劇場公演では、市長が帰国命令を出していました。ドイツなどは、チェルノブイリ原発事故で怖い経験をしていますので、放射能アレルギーがあるんでしょうね」
さらに、現地のメディアが事故を誇大に書き立てていることもあるのではないかという。
「事故後には、日本列島が2つに割れたという報道もあったんですよ。あるニュースが、東京・渋谷の老舗ライブハウスに原子力発電所があると誤報を流したのも話題になりました」
こうしたことから、来日する楽団員らも神経質になっているようだ。
バイエルン国立歌劇場の日本公演では、劇場側が飲料水への不安から、全員に1人1日3リットルの仏エビアン水入りペットボトルを支給する。加えて、随行する医師が日本で出される食事について放射線量を測るというのだ。主催のNBSでも、団員の日本滞在期間を短くするなどの配慮に骨を折っている。もっとも、気にしない人も多く、個人差があるという。
公演中止などの被害は深刻だ。日本クラシック音楽事業協会の調べでは、2011年6月時点で全体の2割に及ぶ754件、計46億円の損失になり、文科省の審査指針で、一部が補償対象になる方向になった。常務理事は、こう言う。
「原発事故での日本政府の発表は、海外向けの英文の方が詳しいとされ、各国が危険度を知るうえでの参考にしています。また、日本政府は事故発生時にはメルトダウンを知っていたとテレビ番組で報じられ、海外の人も発表でだいぶ隠していると思っているようです。今は来日する楽団も増えてきていますが、早く日本の信用を取り戻さないと大変なことになると思いますよ」
2011年10月3日月曜日
教授の仮装で大騒動
2007年に米大学の校内で発生し、容疑者を含め33人の犠牲者を出したバージニア工科大学乱射事件。
この事件をきっかけに、米国では大学敷地内の保安に対してとても敏感になりました。
キャンパス内で不審な人物を見つけた場合、直ちに警察と連絡が取れる緊急ボタンの設置や、
メールや携帯電話のテキストメッセージによる連絡網など、“その時”に備えるシステムが整備されたのです。
ミズーリ州立大学セントルイス校もそうした緊急用システムを設置していますが、11月9日午前11時過ぎ、緊急事態を知らせるメッセージが発動されました。
これを受け、校内は一時パニック状態となったそうです。
米紙セントルイス・ポスト・ディスパッチなどによると、当初、全校生徒に送られたテキストメッセージには「(大学構内で)銃を持った男を目撃したとの情報あり。
年配の白人、身長約5フィート8インチ(172センチ)。
警察がこの情報を確認中のため、校内への立ち入りを避けること」とあり、ほかの情報はまったくなし。
すでにキャンパスにいる人々には詳しい男性像や、どこに避難すれば良いのかといった生命線となる情報が伝わらなかったため、多くが途方に暮れることになりました。
ただ、幸いにもこの警告は数分後に解除され、大事には至りませんでした。
しかし、その後“緊急事態”の発端が明らかになったとき、怒りを通り越して、呆れかえる人が多かったそうです。
同大学で歴史を教えているある教授は、毎年ハロウィーンの時期になると、仮装をして教壇に立つのが恒例となっていました。
ところが、今年の仮装はアンティークの銃(※もちろん弾は込められておらず、安全なモノ)を携えていたのです。
銃を小脇に抱え、講堂のある建物内を歩いているところを、彼の身元や授業内容といった情報を何も知らない人物が目撃し、危険を感じたために警察に通報したというのが騒動の真相でした。
「携帯電話に連絡が来たときには、本気で『バージニア工科大学』の二の舞になるかと思った。騒ぎを起こした教授にはちょっと反省してもらいたい」と、一部の生徒や学校関係者はカンカン。
何はともあれ、結果的には惨劇が起こらず、ある意味笑い話で終わっただけでも、本当に良かったですね。
この事件をきっかけに、米国では大学敷地内の保安に対してとても敏感になりました。
キャンパス内で不審な人物を見つけた場合、直ちに警察と連絡が取れる緊急ボタンの設置や、
メールや携帯電話のテキストメッセージによる連絡網など、“その時”に備えるシステムが整備されたのです。
ミズーリ州立大学セントルイス校もそうした緊急用システムを設置していますが、11月9日午前11時過ぎ、緊急事態を知らせるメッセージが発動されました。
これを受け、校内は一時パニック状態となったそうです。
米紙セントルイス・ポスト・ディスパッチなどによると、当初、全校生徒に送られたテキストメッセージには「(大学構内で)銃を持った男を目撃したとの情報あり。
年配の白人、身長約5フィート8インチ(172センチ)。
警察がこの情報を確認中のため、校内への立ち入りを避けること」とあり、ほかの情報はまったくなし。
すでにキャンパスにいる人々には詳しい男性像や、どこに避難すれば良いのかといった生命線となる情報が伝わらなかったため、多くが途方に暮れることになりました。
ただ、幸いにもこの警告は数分後に解除され、大事には至りませんでした。
しかし、その後“緊急事態”の発端が明らかになったとき、怒りを通り越して、呆れかえる人が多かったそうです。
同大学で歴史を教えているある教授は、毎年ハロウィーンの時期になると、仮装をして教壇に立つのが恒例となっていました。
ところが、今年の仮装はアンティークの銃(※もちろん弾は込められておらず、安全なモノ)を携えていたのです。
銃を小脇に抱え、講堂のある建物内を歩いているところを、彼の身元や授業内容といった情報を何も知らない人物が目撃し、危険を感じたために警察に通報したというのが騒動の真相でした。
「携帯電話に連絡が来たときには、本気で『バージニア工科大学』の二の舞になるかと思った。騒ぎを起こした教授にはちょっと反省してもらいたい」と、一部の生徒や学校関係者はカンカン。
何はともあれ、結果的には惨劇が起こらず、ある意味笑い話で終わっただけでも、本当に良かったですね。
2011年10月2日日曜日
長髪の4歳児に退園処分!!
米国に、がんの子どもにかつらを提供したいと、髪の毛を伸ばし続けていた4歳の男の子がいる。
しかし、今年9月に入園したプレ幼稚園には「短髪にせよ」との規則があり、男の子はこれに違反していると、わずか7日間通っただけで退園処分になってしまった。
この対応に母親は、以前確認した際には「OKをもらった」と(米ニュースサイトMSNBCより)と激怒している。
問題となっているのはニュージャージー州で暮らすレネ・サブルースキさんの息子で4歳のジャックくん。
彼は男の子ながら約30センチのきれいなブロンドヘアーを伸ばしているが、これにはちゃんとした理由があった。
ジャックくんの祖父は、彼が生後16か月のときにがんで他界。
このときまだ一度も髪を切っていなかったジャックくんに対して、レネさんは髪を伸ばし続けようと決め、がんで苦しむ子どもたちのかつら用に提供しようと考えたそうだ。
そして4歳まで成長したジャックくんは、2011年の幼稚園入園を前に、今年9月からプレ幼稚園に通うことになった。
そこで彼の長髪が問題にならないかを予め確認しようと、レネさんは以前幼稚園へ問い合わせ。
その際、「幼稚園(※プレ幼稚園ではなく)に入園する前に切ればOK」(米ニュースサイトMSNBCより)との回答を得たため、彼の髪を伸ばしたまま、今年のプレ幼稚園入園時期を迎える。
ところが、そこで待っていたのはジャックくんの髪を切らなければならないという、学校からの命令だった。
実はこの幼稚園では服装に関する規定が改定されたそうで、その際に「例外なく短い髪にしなければならない」
(米紙ニューヨーク・ポストより)と定められたため、ジャックくんは2週間以内に髪を切ってくるようにとの通達を受けてしまう。
これにレネさんは猛反発。現在の30センチという長さは寄付できる“最低限”の長さだったからだ。
ましてや一度は確認をした上、学校側に2,500ドル(約20万円)の学費を支払った段階でも、規定が改定されたことは教えてもらっていなかったとしている。
結局、ジャックくんは7日間だけ通ったあと、退園処分に。学校からは学費のうち1,000ドル(約8万円)が返金されたものの、まだ対応に納得していないレネさんは小切手を現金化していないという。
レネさんは「学校のハンドブックには、学校の資産を傷つけるか、武器を所持していた場合に停学や退学になるとある。
でもこれはチャリティーの行動でしょ」と怒りが収まらない。
一方の学校側はメディアの取材には応じていないものの、レネさんと話し合った際にはやはり激しい応酬があったようだ。
いずれにせよ、ジャックくんは母親と学校の対立に巻き込まれた形で、気の毒な話となってしまった。
しかし、今年9月に入園したプレ幼稚園には「短髪にせよ」との規則があり、男の子はこれに違反していると、わずか7日間通っただけで退園処分になってしまった。
この対応に母親は、以前確認した際には「OKをもらった」と(米ニュースサイトMSNBCより)と激怒している。
問題となっているのはニュージャージー州で暮らすレネ・サブルースキさんの息子で4歳のジャックくん。
彼は男の子ながら約30センチのきれいなブロンドヘアーを伸ばしているが、これにはちゃんとした理由があった。
ジャックくんの祖父は、彼が生後16か月のときにがんで他界。
このときまだ一度も髪を切っていなかったジャックくんに対して、レネさんは髪を伸ばし続けようと決め、がんで苦しむ子どもたちのかつら用に提供しようと考えたそうだ。
そして4歳まで成長したジャックくんは、2011年の幼稚園入園を前に、今年9月からプレ幼稚園に通うことになった。
そこで彼の長髪が問題にならないかを予め確認しようと、レネさんは以前幼稚園へ問い合わせ。
その際、「幼稚園(※プレ幼稚園ではなく)に入園する前に切ればOK」(米ニュースサイトMSNBCより)との回答を得たため、彼の髪を伸ばしたまま、今年のプレ幼稚園入園時期を迎える。
ところが、そこで待っていたのはジャックくんの髪を切らなければならないという、学校からの命令だった。
実はこの幼稚園では服装に関する規定が改定されたそうで、その際に「例外なく短い髪にしなければならない」
(米紙ニューヨーク・ポストより)と定められたため、ジャックくんは2週間以内に髪を切ってくるようにとの通達を受けてしまう。
これにレネさんは猛反発。現在の30センチという長さは寄付できる“最低限”の長さだったからだ。
ましてや一度は確認をした上、学校側に2,500ドル(約20万円)の学費を支払った段階でも、規定が改定されたことは教えてもらっていなかったとしている。
結局、ジャックくんは7日間だけ通ったあと、退園処分に。学校からは学費のうち1,000ドル(約8万円)が返金されたものの、まだ対応に納得していないレネさんは小切手を現金化していないという。
レネさんは「学校のハンドブックには、学校の資産を傷つけるか、武器を所持していた場合に停学や退学になるとある。
でもこれはチャリティーの行動でしょ」と怒りが収まらない。
一方の学校側はメディアの取材には応じていないものの、レネさんと話し合った際にはやはり激しい応酬があったようだ。
いずれにせよ、ジャックくんは母親と学校の対立に巻き込まれた形で、気の毒な話となってしまった。
2011年10月1日土曜日
46年ぶりに視力が回復!!
一般的に病気やケガなどによって失った視力は、そう簡単に回復させることはできないとされている。
それにも関わらず、中国には46年前に失明した眼が、ドアに顔をぶつけたことをきっかけに、治療せずに回復した高齢者が現れたという。
この“奇跡の話”は「街の人々も興奮させている」と、地元紙などが伝えている。
中国紙長江日報などによると、この話の主人公は湖北省武漢市新洲で暮らす74歳の徐玉蓮さん。
彼女は1964年、左眼に突然激しい痛みを感じ、村の診療所で簡単な治療を受けたものの、その後は経済的な困難から専門治療を受けることができず放置してしまった。
そのため次第に左眼の機能は失われ、気が付くと何も見えなくなったという。
また、2008年6月には頼みの綱となっていた右眼も病気により失明。以来、光を失った日々を送ってきたそうだ。
この2年間について彼女は「右眼を失明した後、ずっと暗闇の生活でした。いつも誰かに世話をしてもらわなければ生活できませんでした」と振り返っている。
そんな徐さんに“奇跡”が起きたのは今年9月のこと。
彼女は陰干ししていた布団を室内に取り込もうとした際に、誤ってドアに顔をぶつけてしまった。
ぶつけた場所は左眼まぶたのあたりで、徐さんは激しい痛みを感じたそうだ。
とは言え、そのときは痛みを感じただけ。
徐さんの左眼にこれといった変化は見られなかったのだが、ドアにぶつけてから一週間程度が過ぎたころに変化が訪れる。
長年何も見えなかった左眼でモノが見えるようになったのだ。徐さん自身、最初はびっくりして半信半疑だったそうだが、すぐに夫に指を立ててもらい確認。
自分の左眼の視力が回復したことを確信した。
もちろん、診察した医者もこれには大変驚いているそう。今後徐さんは専門病院で本格的な検査を受け、どのような経緯で左眼が回復したのか、調べることになっているそうだ。
それにも関わらず、中国には46年前に失明した眼が、ドアに顔をぶつけたことをきっかけに、治療せずに回復した高齢者が現れたという。
この“奇跡の話”は「街の人々も興奮させている」と、地元紙などが伝えている。
中国紙長江日報などによると、この話の主人公は湖北省武漢市新洲で暮らす74歳の徐玉蓮さん。
彼女は1964年、左眼に突然激しい痛みを感じ、村の診療所で簡単な治療を受けたものの、その後は経済的な困難から専門治療を受けることができず放置してしまった。
そのため次第に左眼の機能は失われ、気が付くと何も見えなくなったという。
また、2008年6月には頼みの綱となっていた右眼も病気により失明。以来、光を失った日々を送ってきたそうだ。
この2年間について彼女は「右眼を失明した後、ずっと暗闇の生活でした。いつも誰かに世話をしてもらわなければ生活できませんでした」と振り返っている。
そんな徐さんに“奇跡”が起きたのは今年9月のこと。
彼女は陰干ししていた布団を室内に取り込もうとした際に、誤ってドアに顔をぶつけてしまった。
ぶつけた場所は左眼まぶたのあたりで、徐さんは激しい痛みを感じたそうだ。
とは言え、そのときは痛みを感じただけ。
徐さんの左眼にこれといった変化は見られなかったのだが、ドアにぶつけてから一週間程度が過ぎたころに変化が訪れる。
長年何も見えなかった左眼でモノが見えるようになったのだ。徐さん自身、最初はびっくりして半信半疑だったそうだが、すぐに夫に指を立ててもらい確認。
自分の左眼の視力が回復したことを確信した。
もちろん、診察した医者もこれには大変驚いているそう。今後徐さんは専門病院で本格的な検査を受け、どのような経緯で左眼が回復したのか、調べることになっているそうだ。
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