2012年4月14日土曜日

蒼井そらが高級ブランド茶葉のイメージキャラクターに?9割以上が「反感」

2012年4月9日、中国での芸能活動が順調な日本出身のタレント・蒼井そらが、中国名産の高級茶葉の宣伝要員として抜擢されたとの報道に対し、一般からの不満が噴出している。環球時報の報道。

日本出身のタレントとして、中国でも未曾有の人気を獲得している蒼井そら。AV女優として活動していた経歴についてはこれまであまり大きく取りざたされることもなく、“ゼロからの”タレント活動を展開しているように見えた。しかしこのほど、インターネット上で「蒼井そらが龍井茶のイメージキャラクターになるらしい」との情報が流布すると、メディアでも一気に議論が広がった。

龍井茶は、お茶の国・中国が産する茶葉の中でも知名度・品質ともに高級クラスに属する“ブランド茶”である。国家の文化や歴史を代表する特産品だけに、国民もさすがにかぶりを振った。環球時報がインターネット上で行った関連のアンケートでは、9日午後までに1万9427人の回答が寄せられ、うち95%が「メーカーが彼女を利用して話題づくりをすることに非常に反感を持つ」としたのである。

「龍井茶にふさわしい人物は、この広い中国国内にはいないのか?」
「彼女には責任はないと思うが、かといって、公に彼女を憧れの対象のように掲げるのはいかがなものか。この件について、誰も正常な判断能力を持っていなかったのか」
「蒼井そらは中国の芸能界でイメージ刷新したいのだろうが、名声も富も、というのはどうか。これは中国の社会的・文化的観念から見たら悲哀だ」
「名声であろうと悪名であろうと、名前が売れればどっちでもいいのか」
「利益追求に目を奪われた企業にはモラルの限度というものはないのか」
アンケートでは、以上のような声が飛んだ。

人気の女性タレントをイメージキャラクターに起用し、宣伝材料とする手法は、中国の各メーカーが近年好んで採用しているもの。しかし、消費者の注意を引くことや利益ばかりに執心し、モラルを軽視したその姿勢に、胸の内では疑問を感じていた人が多いということだろう。


2012年4月10日(火)13時27分配信 Record Chinaより

2012年4月6日金曜日

スマホのアプリ悪用ウイルス、1年で150倍

身に覚えのない高額請求の電話やメールが、スマートフォン(スマホ、高機能携帯電話)に寄せられる被害が急増している。

 原因は、スマホを狙った新種のコンピューターウイルスで、組み込まれたアプリ(応用ソフト)をインストールすると電話番号などの個人情報を抜き取られる。ウイルスの種類は、確認されただけでも1年前の150倍と爆発的に増加。背景には、スマホ利用者を標的に情報の悪用や転売をもくろむ悪質業者の暗躍があるとみられる。

 「【催促】99800円アダルト動画登録料のお支払いを!」

 今年に入り、こんなメールが届いたスマホ利用者から、「どうしたらいいのか」との相談が、各地の消費者センターなどに多数寄せられた。

 事例を分析した独立行政法人「情報処理推進機構」(東京)によると、原因は、米・グーグルの基本ソフトウエア(OS)「アンドロイド」搭載端末向けで、無料でインストール可能とうたう「動画再生アプリ」。

 ウイルスが仕込まれ、アダルトサイトなどのメニューから、促されるまま画面にタッチすると、突然、自分の電話番号やメールアドレスといった個人情報が画面に表示され、何者かに通知されてしまうという。請求画面は、何度消しても勝手にまた表示されるケースもある。


2012年4月6日(金)15時32分配信 読売新聞より